STMC滋賀鉄道模型愛好会の運転会史①

このブログの「鉄道模型」のカテゴリーでも紹介していますが、自分は2000年(平成12年)の秋からSTMC滋賀鉄道模型愛好会に入会させて頂きました。1999年(平成11年)の11月に「第2回まいはら鉄道フェスティバル」なるものが米原駅東口近くの広場で開催されていました。米原公民館会場では、懐かしい16番の鉄道模型を大きなレイアウトで走らせておられました。ちょうどその頃、自分もHOゲージ、16番ゲージの鉄道模型を再開しており、いろいろと車両を集めだしていた頃でした。会場で思い切ってその会の主宰にお声をかけさせて頂いたのが出会いでした。自分は確か40歳前の若かりし頃でした。主宰には快く入会を許可していただき、他の3名の会員さんにも紹介していただきました。何とそのうちの一人は、最初の職場の同僚だったので大変驚いたのを覚えています。翌年の2000年(平成12年)秋の「第3回まいはら鉄道フェスティバル」から自分も運転会のセッティングから運転までをご一緒させて頂き、参加させて頂くことになりました。運転会の会場は青岸寺近くにある米原保育園でした。この出会いがその後の鉄道模型ライフに大変大きな影響を与え、鉄道模型趣味に没頭してしまう契機となったわけです。今回はこれまでの主な運転会の様子を、当時の紹介プログ記事と一緒に見て頂くことにします。今後、何回かに分けて紹介していきたいと思います。

「第4回まいはら鉄道フェスティバル」の新聞折り込みチラシ。

(2005年11月)

毎年秋に、私の所属する滋賀鉄道模型愛好会(STMC)の鉄道模型公開運転会が、滋賀県湖南市の甲西図書館で開催されています。去年も11月12日、13日と開催されました。私が参加するようになって去年が5回目を数えました。去年の運転会に向けて、夏頃から組み立て式の線路を製作し、この日に披露しました。DIYショップで木材をカットしてもらったり、ペンキを塗ったり篠原の線路を敷いたりと地道な工作がやっと実を結びました。運転会の前日に、線路と模型(車両)を車一杯に積み込んで図書館へ向かい、視聴覚室に夜遅くまでかかってセッティングしました。想像していた広さと違って線路が余ってしまったりしましたが、メンバーで知恵を出し合って複線が4本、8列車同時運転可能のこれまでの最大規模の運転会ができました。二日間、小さい子どもさんから大人まで大勢の人に鉄道模型を楽しんでもらうことができました。

(2005年11月甲西図書館)

上の写真は、2004年の11月に滋賀県の甲西町(現在の湖南市)図書館で開催された運転会でのものです。憧れのC622とC623のゴールデンコンビが牽引する急行ニセコ号。どちらも、天賞堂製のプラスチック製です。ブラスモデル(金属製)ですと今では30万円もする蒸気機関車の模型ですが、リーズナブルな価格でプラスチック製がリリースされるようになりました。 このC62以降、C55やC57が発売され、キハ20に続いてEF15、16もそろそろ発売されます。どれも、中国製でバックマンというメーカーが作っています。予約をしないと入手が難しいことでも有名です。

(2006年草津夢街道博物館)

これは、数年前に滋賀県草津市の「草津夢街道博物館」で開催された公開運転会でのスナップです。私の友人は、東日本の新形電車が好きでたくさんコレクションされています。ヤードに並ぶ、カラフルな新形電車たち。実にワクワクするような眺めでした。右端のEF5861だけが、私の車両です。鉄道模型をコレクションすることについて、やはりそれぞれに「テーマ」みたいなものがありますね。

(2006年4月浜大津。明日都)

4月29日から5月7日までの間、滋賀県の大津市にある浜大津。明日都の2階、国際交流センターで「世界の鉄道展」が開かれています。今回、私も参加させてもらっています。テーマが世界の鉄道というので、初めてバックマン・チャイナの東風DLと新形2連高速DL、そして客車6両を走らせました。なかなか、綺麗で気に入っています。特に、新形2連高速DLがすごく格好いいです。写真は、東風の牽く「中国高速列車」です。

(2006年7月大津歴史博物館)

7月28日から9月3日まで、大津市歴史博物館で「ありし日の江若鉄道」という展示がされています。なかなか見応えのある、素晴らしい展示でした。 この展示に関連して、鉄道模型走行会が8月26日と27日にあり、私も参加させてもらいました。 駅などに大きなポスターも貼られ、27日は、1000人もの入館者があったそうです。今回、江若鉄道ということで、主に湖西線を走る車両たちを持参して思いっきり走らせました。大勢の人が見にこられる公開運転会は、大変緊張しました。なんとか無事に終了してホッとしているところです。写真は開場前のレイアウトの様子です。

(2007年1月ガチャコン祭り)

写真は、何年か前に近江鉄道、愛知川駅構内で行われた「ガチャコン祭り」に展示したレイアウトです。なんと、近江鉄道の電車の車内に組み立て式のレイアウトを設置して短編成の列車を走らせていました。このレイアウトは、STMCの主宰がカツミ・エンドウの組み立て式金属レールで製作されたものです。本物の電車の中で運転会を行っていたことが大変印象に残っています。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。