蓮華寺5インチゲージの運転会に行ってきました

今回乗らせてもらったバッテリーロコ。

今年の大型連休2024年4月29日(昭和の日)に、昨年から毎回参加させて頂いている京都の蓮華寺運転会にお邪魔させて頂きました。場所は京都市のJR西大路駅近くのお寺になります。主催されたオーナーさんに挨拶に行くと、毎回運転されている大型ライブスティームの運転前の整備をされていました。この蒸気機関車はアメリカ型のD形機になり重さは150キロ以上あります。現在は廃業されているOS製の最大のライブスティームになります。毎回訪ねると気さくに話して下さり、暖かなお人柄が魅力的な方です。5インチゲージの運転場は、ご自身のお寺の敷地内に作っておられ、5インチと3.5インチ併用の線路が約150メーターに渡って敷設されています。ガレージの中を通ったり、塀の間を通ったり、また樹木の間を通ったりと変化に富んだ路線で、勾配区間もあります。また線区の中には立派なターンテーブルのある機関区にトレーラーの留置線、そして屋根付きの大きな駅まであり、正に素晴らしい乗用鉄道模型のワンダーランドになっています。

運転会を主催された方が持っておられるマウンテン。
レイアウトには機関区があります。
N700系新幹線は新しいジョイスティック式のコントローラ仕様になっていました。

主催者さんご自慢のアメリカ型の大型蒸気機関車(ライブスティーム)のマウンテンも大変素晴らしく、今回もこの蒸気機関車を自分も運転させて頂くことができました。コクピットの右側にある逆転機を前進にして、中央の加減弁をゆっくり左側に回すと、「シュッ、シュッ、シュッ」と蒸気をシリンダーから出して走り始めました。ある程度加速したら加減弁を元に戻して惰性で走行します。そしてコクピットの左側下部にあるブレーキレバーを上に引いて停車させます。本物の蒸気機関車の運転ができた気分になりました。しばらくの間運転させていただき、この日の来場者さんを客車に乗せて線路を周回させてもらいました。レイアウトには勾配区間があって、前回は空転(動輪が滑ってクルクルと高速回転すること)してしまう箇所もありましたが、オーナーさんが機関車をメンテナンスされて今回は全く空転することはありませんでした。正に夢のような1日となりました。運転場の駅の待避線には主催者さんがお孫さん用にと導入されたN700系新幹線も置いてありました。この新幹線もコントローラーを扱いしやすい「ジョイスティック」にされていました。

筍を下さった方の「フォルテ」。

自分も会員になっている保津川ライブスティームクラブのOさんは、ご自身のライブスティーム、愛機の「フォルテ」を持ち込まれて運転を楽しんでおられました。余談になりますが、今回の運転会に合わせて個人的に筍を頼んでいたところ、今回10個以上の筍を持って来て下さいました。この日の朝に出ていた筍ということで、ありがたく頂戴いたしました。昨日は亀岡サンガスタジアムの広場でご自身の5インチゲージを敷設されて、子どもさんたちを乗せて走るイベントをされていました。次回は私も協力させて頂きたいと思います。お寺の敷地内の5インチゲージの他に、元保育園の建物の2階ではHOゲージと13mmゲージの運転会もされていました。(16.5ミリゲージと13ミリゲージの併用軌道も1線作ってありました。)参加されている方々はそれぞれ自分の車両を持ち込んで走らせておられました。

レイアウトの駅に停車中のマウンテンの牽く列車。

そしてお昼は本堂で大変豪華な京料亭のお弁当や寿司を頂きました。この運転会だけでお会いする方との話も弾んで楽しいランチタイムになりました。今回、大阪の泉大津から5インチの車両や線路を製作しておられる方ともお知り合いになり、いろいろと5インチゲージの話を聞かせていただけました。5インチゲージの大手メーカーが廃業されて、その部品と職人を受け継がれたとのことでした。今回、オリジナル車両のバッテリーで動く機関車を持ってこられていて、自分も運転させて頂くことができました。2つの動輪にはロッドが付けてあり、好ましいスタイルでした。そしてバッテリーは自動車用のものよりも、「リチウムイオン電池が小さくて良い」ということを教えていただきました。※走行の様子は記事の最後に動画で紹介しています。

午後も動力とコントローラーを改良された、N700系新幹線やマウンテンを存分に運転させて頂きました。この日に来場されていた親子連れさんにも乗って頂き楽しんで頂くこともできました。やはり乗客がいる列車の運転には緊張してしまいます。そして自宅レイアウトにも遊びに来てくれる友人とも会うこともできました。午後3時ごろから生憎の雨になってしまい、いつもより早めの撤収となりました。自分もHOゲージレイアウトの撤収をお手伝いさせて頂きました。毎回あっという間に過ぎてしまう蓮華寺運転会。次回は文化の日、11月3日に開催予定とのことで、また参加させて頂きたいと思っています。今回お招きいただきました蓮華寺運転会のオーナー様をはじめメンバーの方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。1日大変お世話になりましてありがとうございました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

運転会主催の方の大型ライブスティームの「マウンテン」を今回も運転させてもらいました。
バッテリーロコの運転風景になります。

13ミリゲージ春の運転会に行ってきました

2024年4月6日(土)に13mmゲージ同好会の運転会に行かせてもらいました。この日は夏を思わせるような暖かな日となりました。長浜を朝7時代の新快速で新大阪まで車窓の桜を楽しみながら行くことができました。新大阪からは地下鉄で堺筋本町を降りると運転会場の大阪区民センターに到着しました。久しぶりに会う方が多く、しばらくは談笑を楽しみつつ、今回持ってきた13mmゲージの車両を出させてもらい線路に置かせて頂きました。

今回は手持ちのC59形蒸気機関車と10系客車とで寝台急行「安芸」を再現しました。食堂車を含む11両編成を大きなレイアウトで走らせて頂きました。ホームの直線部分で何故か第一動輪が脱線してしまうというトラブルに見舞われてしまいました。他の所は難なく走行しているのに、ホーム横を通過する時に、決まったところで脱線が生じました。線路を点検しても全く異常はありません。主催者の方にもチェックしてもらいましたが、原因が解りませんでした。だましだましの走行を続けていくと、ややスピードを上げると無事に通過することが解り、その後はややスピードを上げて周回させてもらいました。今回の運転会に準備していた寝台急行「安芸」がレイアウトを快走してくれて安心しました。

マシ38も良いアクセントになっています。

私の友人も、今回の寝台急行「安芸」に合わせて、カトー製のEF58を13mmゲージに改軌してくれて持参してくれたので、罐を替えての運転も楽しむ事ができました。これで今回のミッションは完了したことになります。大きなレイアウトをゆっくりと走っている様子を見ていると満足感に浸ることができました。2日目は地元の神社大祭があり参加できませんでしたが、当日撮り溜めたビデオ動画を見ては楽しませて頂いております。

自分としても、とりわけカトーのEF58が2両あるので、その1両を13mmゲージに改軌したいと考えています。改軌のやり方は、割とシンプルで簡単とのことでしたが、先台車の車輪の加工が一番大変だとお聞きしました。詳しくお聞きできたので、手元のEF58を改軌したいと思っています。今回、寝台急行「安芸」仕様にとカトーのEF58を持参してくれた友人の罐の下側が次の画像になります。

友人の13mmゲージのカトー製EF58

今回は1968年当時の寝台急行「安芸」を仕立ててみました。この頃の食堂車にはまだマシ38が使われており、次の年くらいからは10系のオシ17に変えられています。友人はこの日、改軌したカトーのEF58と一緒に、このオシ17が入ったもう一本の「安芸」を持って来ておられました。58が牽引する10系客車は良く似合いました。自分の編成の先頭にも立たせてもらい、糸崎から東京までの電化区間を走行していた姿も再現することが出来て楽しかったです。

ほとんど手作りされたというD51が重連で快走していました。

今回、実は荷物車のマニ36(実際は寝台急行「安芸」にはマニ32かカニ38という荷物車が使われており、このマニ36は使われていません)にエンドウ製の13mm用MPギア電動ユニットを組み込んでいました。というのも自宅の13mmゲージレイアウトでは半径が小さいためか、C591両で編成が引き出せず、動輪が空転してしまったからでした。動力ユニットをそのまま天賞堂のマニ36に付けて補助動力車にしていました。C59ともうまく強調して走ってくれていました。しかしながらこの十三クラブさんのレイアウトは大変緩いカーブで、C591両だけで走行ができました。その時にと用意した天賞堂製プラスティック製マニ60を繋いで周回させることが十分できたわけです。ただ、このマニ60の車輪に不具合があって、途中で脱線したりしてしまっていたので、また動力付きのマニ36で走行させていました。そしてC59161の大きな間違いが当日になってクラブの方の指摘で判明したのです。もともとC5952号機だったので、テンダーの形状が戦前型でした。161号機は戦後型の船底テンダーだったのです。また大失敗をやらかしてしまいました。テンダーをじっくり観察することが不十分な結果となってしまったわけです。幸いなことに家に天賞堂のC59戦後型があったので、帰宅後早速テンダーを交換してみました。教えて下さった先輩には感謝している次第です。運転会では自分より遥かに模型歴が長い先輩方がおられて、毎回いろいろと教えていただけるので良い勉強になります。そして如何に自分の知識に沢山の間違いがあったかという事実を知らされることになります。そしていろいろな模型作りのアイデアも教えて頂くことができます。何よりまた新しい鉄道模型友人ができることが嬉しい事です。この運転会で知り合わせて頂いた方も、自分のレイアウトを見たいと言って下さった方がおられたことが嬉しかったです。本当につたないレイアウトで16.5mmゲージですが、皆さまのお越しをお待ちしております。

帰宅後に同じC59の戦後型のテンダーに替えました。

運転会にお招きいただいた十三クラブの皆様、そして当日お会いできた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。お世話になりまして、ありがとうございました。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

13ミリゲージ春の運転会に向けて

久しぶりの鉄道模型記事になります。自宅レイアウトの鉄道模型のサイズは80分の1で、線路の幅(ゲージ)は16.5mmとなっていますが、80分の1は正確には16.5mmではなく13mmがスケールとなります。16.5mmゲージでは模型を正面眺めると国鉄が採用している狭軌(線路幅1067mm)ではガニ股になってしまいます。実物の私鉄の京浜急行や阪急、京阪、近鉄の様に標準軌(線路幅1435mm)を取り入れている鉄道車両なら、またはスケールは87分の1サイズになりますが新幹線車両であれば線路幅16.5ミリはぴったりと決まるということになります。今から12年前にもなる2012年の9月29日に「じゃりちゃん鉄道」さんの紹介で、初めて「関西合同運転会」に行かせてもらって、13mmゲージ同好会さんのレイアウトと車両を見てから、13mmゲージのことを知りました。当時、北陸線のED70を13mmゲージで作られていた方からも大いに刺激を受けて、自分も手持ちの北陸線に関わる車両から、少しずつ足回りを16.5mmから13mmへの改造を始めていきました。2015年には自分も北陸線の電気機関車ED70のキット(カツミ製)を13mmゲージにして製作して運転会で走らせて頂きました。このED70と1年後に製作したEF70の両2はTMS鉄道模型趣味という雑誌主催のコンペで努力賞を頂くことができました。

この角度から見た13mmゲージの蒸気機関車。正に狭軌鉄道の感じが良く出ています。

関西合同運転会で13mmゲージと出会わせて頂いた「13mmゲージ同好会」の十三クラブさんは毎年春に大阪で運転会もされていて、関西合運以来、都合がつけば春の運転会にも行かせて頂いていました。合わせて素晴らしいモデラーさんとも知り合うことができました。昨年の夏に広島でお会いしたTさんもそのお1人になります。13mmゲージの車両製作もさることながら、ジオラマ製作を得意とされる広島在住の方です。去年の春に十三クラブの運転でお会いして、夏に広島に行くことができたのですが、そこでの話に寝台急行「安芸」を再現しよう!ということになりました。Tさんが子どもの頃に地元である呉線で急行「安芸」を毎日のように見ておられて、鉄道模型でもやりたいとの思いがきっかけになります。

2023年夏に広島で見たC59161
広島のTさんが製作されたジオラマの1例

夏以来、Tさんはフジモデルのキット、マシ38を製作されていました。もちろん13mmゲージで3軸台車の旧型食堂車で内装まで作り込まれた秀作です。自分の方はトミックス製の10系寝台客車を13mmゲージに改軌して編成を整えました。そして呉線を走っていた蒸気機関車のC59は、たまたま所有していた13mmゲージの完成品に手を加えて161号機にしたいと思い立ったわけです。このC59161は広島の原爆資料館近くの公園に静態保存されており、去年夏に2人して見に行きました。2人の合作?の寝台急行「安芸」を次の土曜日に大阪で行われる十三クラブ春の運転会で走らせられるようにこの間準備をしていたわけです。

上の画像が今回の「安芸」再現に使ったアダチ製のC59形蒸気機関車になります。たまたま数年前に13mmのC59をオークションで手に入れていました。これを広島で見た161号機にプチ改造しました。

まずはランボードの色指しから始めていきました。マスキングテープを付けてから、ホワイトのタミヤラッカー塗料を筆塗りしていきました。本当はマスキングしてからエアブラシで塗装するとよりシャープな線が描けたと思われます。前後しますが、161号機の特徴である先従輪を前にスポーク車輪、後ろにはボックス車輪へと改造しました。

ランボードに白色のラインを付けると、これで一歩161号機に近づいたように思えました。

手持ちのC59にはテンダーにライトが付いていなかったので、何と天賞堂のプラスティック製のEF16から拝借してテンダーに接着しました。EF16は動力を取ってトレーラーにしていた部品取り用の模型になります。また1つそれらしくなりました。

蒸気機関車には実に様々な部品が付いています。精密な高級模型ではその一つ一つまで表現されていますが、自分はあくまで「自分が納得できるレベル」まで作り込めたら良しとしています。今回はとりあえずドーム前に鉄のガードを作りました。真鍮線を曲げて取り付けただけになりますが、雰囲気は少し変わりました。

そして前面の連結器の両サイドに埋め込まれている標識灯を新たに増設することにしました。これはパーツを購入して塗装してから、穴をピンバイスで開けて取り付けました。当時の映像を見ていると、寝台急行「安芸」を牽引していたC59やC62には前面に赤の標識灯が埋め込まれていました。それを表現したかったわけです。

「あき」のヘッドマークはたまたま手持ちにあったものですが、いささかオーバースケールのようです。まあ、これで良しとしたいと思います。前面標識灯を付けるとさらに161号機に近づいたように感じました。これで牽引機の改造は終わりです。なお、書き忘れましたが161号機のナンバープレートはオークションで見つけたのを入手して貼り替えています。

次は客車の方です。手持ちのトミックス10系寝台車は台車の車輪を13mmの車輪に交換しました。「長軸改軌」という方法で、単に車輪だけを交換しています。不足していた車両の食堂車以外はオークションで買い足しました。

トミックス製のオロネ10には1等の淡緑色の帯がありません。仕方なく帯だけを作ることにしました。Tさんがシール紙を提供してくださり、そこにマッハカラーを今度はエアブラシで塗装しました。

色を付けたシール紙から帯を切りだして側面にはりつけて完成です。シール紙にしたのはいつでも帯なしの車両に戻せるからでもあります。

食堂車のマシ38はTさんが製作して下さっていて、今週末の運転会で初めて連結して寝台急行「安芸」を再現します。

今週の土曜日に大阪で行われる十三クラブの運転会が楽しみです。また運転会の模様を紹介したいと思います。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

北陸新幹線敦賀延伸開業記念イベント~つるが鉄道フェスティバルに出展して~

2024.3.16敦賀駅にてW7系

2024年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸開業を記念して、今年も敦賀市のプラザ万象で「つるが鉄道フェスティバル2024」が開催されました。そのイベントに「じゃりちゃん鉄道」さんが出展されることになり、私もお手伝いをさせて頂きました。以前に開催された「つるが鉄道フェスティバル」でもお手伝いをさせて頂いており、恒例のイベントになっています。今年は3月15日(金)の朝から設営作業をして、16日と17日にイベントに出展という日程になりました。今年は自分が地元神社の総代をしているので、その行事も挟んでの参加協力となってしまい慌ただしかったです。15日は神社の月次祭にあたり、朝7時30分には神社参拝してからの出発となりました。今回、敦賀にちなんだ鉄道模型を自分も持参することになり、自分のコレクションから敦賀にちなんだ車両をケース2つに入れて車に積んでいきました。模型展示用の手作りキャプションも作って持っていきました。

自分が持ち込ませて頂いた「敦賀にちなんだ車両たち」
キャプションも付けて展示させてもらいました。

イベント会場につくとレイアウト一式を満載された車から荷物を降ろしていく作業になります。なかかなの重労働になります。そして広い場所には会議机を入れたカートがずらりと並べられていました。じゃりちゃん鉄道責任者のSさんは会場図面を見ながら、レイアウトの台となる机の配置を確認されて、並べる指示を出してくれました。スタッフは私以外に4人。このメンバーで台を並べ、レイアウトを組み立てていくことになります。まずは会議机をひたすら出しては高さを揃えて並べました。

台が出来上がると上に緑のカーペットを敷きます。かなり大きなスペースに感じる広さでした。それから木箱にきっちり入れられた線路やホーム等を、組み立て図面を見ながらセッティングしていきました。パーツにはそれぞれ番号が描かれていて、組み立て図どおりに丁寧に組み立てていくことになります。在来線は茶色、新幹線は灰色で色分けされており、解りやすいです。ただ大きなレイアウトなので、ズレが起きやすくなります。Sさんはメジャー片手に位置を確認していかれました。あっという間にお昼となり、昼食休憩をとりました。そして午後もセッティングを続けて、箱から車両出して並べていく作業もしていきます。留置線と本線に置く列車は決められていて、編成を組みながら線路に置いていくことになります。自分にとっては割と得意な作業で、もう一人の方と一緒に並べられました。そしてようやく試運転の時間になりました、何ともう夜になってしまっています。新幹線2線と在来線2線、留置線からの引き出し、転車台をそれぞれコントローラーで試運転です。毎回緊張しますが、どの線区も問題なく走行して安心しました。設営を終えて敦賀市内のビジホで夕ご飯、そして打合せして休みました。

「かがやき501号」東京行きの出発式
サンダーバードは敦賀止まりとなりました。
サンダーバードとしらさぎの専用ホームは新幹線ホームの下にあります。

翌16日は早起きして北陸新幹線の1番列車を敦賀駅に見に行きました。朝の5時台というのに駅の立駐は満車。仕方なくイベント会場に車を停めて10分程歩いて敦賀駅につきました。入場券を買って初めて新幹線ホームに向かいました。「かがやき501号」のホームは人で溢れかえり、となりのホームから出発式を撮影することにしました。本当に物凄い人でした。そしてまた宿に帰って朝食を取ってイベント会場入りしたのでした。

JRの制服を着させていただきました。

10時の開場時から沢山の親子連れて賑わい、私たちのコーナーも大賑わいでした。JRシミュレーターも人気でした。私はJRの制服を着て、子ともさんの運転体験を担当させて頂きました。慣れているとはいえ、次から次と来られるのでなかなか気をつかいましたが、喜んでくださるとこちらも嬉しくなります。上級者用と初級者用があり、それぞれ在来線のサンダーバードとトワイライトエクスプレス。北陸新幹線W7系とE5系はやぶさを運転してもらうことになります。上級はレイアウトを1周、初級はレイアウトを2周ずつ2列車を運転してもらいました。あっという間に初日が終了。16時から私はまた車で一旦帰宅して、18時から町の会館で自分が招集した神社役員会の司会進行にあたりました。今年度最終の会議でした。

体験運転で賑わう「じゃりちゃん鉄道」
JRのシミュレーターも出展

翌朝も9時には会場に着いて、また1日体験運転を担当させて頂きました。以前勤めていた学校の元同僚が、3人の子どもさんを連れて遊びに来てくれた事が大変嬉しかったです。あっと言う間にお昼となり、午後も体験運転を担当して15時30分くらいから自分の展示車両から順に片づけていきました。16時にイベントが終了すると、今度は設営の逆のレイアウトの撤収です。車両をケースに入れていく作業が終わったら、指定された箱に図面通りに線路やホームを納めていきました。そして20時には撤収完了して、車への積み込みが終わりました。毎回、何とも言えない達成感と満足感に浸れる時間です。そしてそれぞれが帰路に着くことになります。自分は21時40分頃には無事に帰宅できました。今回は、北陸新幹線敦賀延伸開業の記念すべき日に、「じゃりちゃん鉄道」さんのお手伝いをさせて頂けたことを大変嬉しく思います。Sさんに改めましてこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。今回の記事は以上になります。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

STMC滋賀鉄道模型愛好会の運転会史④最終回

青春21文字イベントでの運転会

過去の「STMC滋賀鉄道模型愛好会」が公開運転会を行ってきた記録を、当時の自分のブログ記事を再掲して振り返っていきます。この愛好会との出会いが無ければ、自分の鉄道模型趣味の充実は無かったと思っています。ではさっそくこれまでの主な運転会の様子を、当時の紹介プログ記事と一緒に見て頂くことにします。今回は、まずは2016年12月10日(土)から11日(日)の2日にかけて行われた「つるが鉄道フェスティバル」のイベントからです。前日の午後から仕事を休んで、自分の車に運転会道具一式を車に満載して敦賀に行きました。夕方に敦賀港近くにある「敦賀きらめきみなと館」に着きました。大きな会場には自分たちの展示スペースが明記されていました。5メ―トル×8メートルの大きな場所で、まずは長机をカートで運んで組み立てました。なかなかの重労働で冬場なのに汗だくになってしまいました。

つるが鉄道フェスティバルの展示レイアウト。
体験運転も行ないました。

机の上にはベースとなるコンパネを敷き詰めて、その上に紺色の敷き物を敷いていきました。それから組み立て式線路をセットしていきました。組み立てが終わると配線作業をしていきます。線路に電気を流すための大事な作業になります。それぞれの線に1つずつのパワーパックを使います。電気関係が終わるとやっと試運転をします。それぞれの線路に電気機関車を走らせて、不具合がないかチェックしていきます。ここまで来たら持参した北陸線関係の車両を箱から出して、ヤードに並べていくわけです。これで運転会の準備が完了したことになります。終わったのが午後9時になってしまっていました。毎回思うことですが、運転会のセッティングが大変面白い作業といえます。会場によっては、現物合わせで線路を足したり頭を使いながら作業していくのが楽しいです。

最大規模のレイアウトでの運転会になりました。
2日間に渡り多くのお客さんに楽しんでいただけました。
今は自宅固定式レイアウトに組み込まれている扇形庫。

金曜日の午後から準備にあたり、夜9時に設営完了しました。久しぶりに、フルスケールの運転会になります。敦賀にちなんだ列車を走行展示予定です。

あいにくの雨模様でしたが、多くの親子連れに来てもらえて盛況でした。私たちのブースも『じゃりちゃん鉄道』さんにカメラカー体験運転の用意をしていただき、子どもたちに人気でした。走行展示車両は北陸線関係に限定させていただきました。今日も9時から4時までありますので、よろしかったらお立ち寄りください。お待ちしております。

つるが鉄道フェスティバルでは、愛好会のレイアウトとしてはフルスケール規模の大きさでの運転会でした。2日間にわたり、沢山の子ども連れで賑わいました。ちなみに北陸新幹線が敦賀延伸開業する今年の3月16日~17日にも「つるが鉄道フェスティバル2024」が開催されます。鉄道模型走行会は「じゃりちゃん鉄道」さんが出展され、自分も運転会のお手伝いをさせていただく予定で楽しみにしています。

窓から湖西線堅田駅がよく見えました。
江若鉄道の写真展示も見応えがありました。
湖西線を走っていたトワイライトエクスプレスが快走。
4線のヤードは短くして設営していました。

上の画像5つは平成31年3月21日~24日に大津市の堅田駅前にある江若交通(株)本社ビル5階で開催された「江若鉄道廃線50年写真展と鉄道模型走行会」の様子になります。会場が5階だったので、機材の搬入にエレベーターを使わなければならず、結構大変な搬入と搬出だったのを覚えています。元江若鉄道に勤めておられた方も来られて、話を聞くことができ大変充実したイベントでした。

3月21日から24日まで開催されたイベントが無事に終了しました。このイベントに参加された皆様、来場して下さった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。大変内容の濃い良いイベントになったと感じています。あらためて「鉄道」を通した人と人との繋がりの大切さを実感しました。ありがとうございました。

滋賀鉄道模型愛好会(STMC)

故清水薫氏の追悼写真展。
長浜鉄道スクエアの中でレイアウトを設営しました。
北陸本線を駆け抜けた車両を展示しました。
懐かしい50年前の鉄道模型も走りました。
見事なトイレールの展示もありました。

上の5つの画像は令和2年7/11から8/30まで長浜鉄道スクエアで開催した鉄道スクエア特別企画展の「故清水薫氏遺作写真展と鉄道模型運転会・展示会」の様子になります。連日、清水さんの奥様が来てくださっていたことが印象的でした。

★HOゲージ鉄道模型の体験運転は、7/23、24、8/9、10になります。

たいへんコンパクトに設営された青春20文字イベントでのレイアウト。
京阪電車とすれ違うのは221系電車。
この運転会の様子を読売新聞と京都新聞に取り上げていただきました。

令和5年1月21日(土)と22日(日)に大津市瀬田の滋賀県立美術館にて、「青春21文字イベント」の展示がありました。私が所属する滋賀鉄道模型愛好会(STMC)でも、このイベントにあやかって公開運転会を行いました。これまでで最小規模のレイアウトでの運転会となりましたが、訪れた子どもさんに鉄道模型の体験運転をしていただくことができました。尚、この様子は京都新聞と読売新聞に載せていただきました。体験運転の担当をしている様子をあげて頂きました。会場のスペースに合わせて、柔軟に運転会が開催できるところが素晴らしいと思います。その後は、令和5年7月15日(土)から8月27日まで長浜慶雲館で大変長期にわたる運転会を開催しました。長浜鉄道スクエアでも「北陸本線の車両を集めた鉄道模型展示」も行わせて頂きました。運転会史は以上で終わりとなります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。