電車でGOと私

初めてお目にかかったのが、1997年の夏頃でしょうか?地元より少し離れた南彦根にある大型量販店のゲームセンターでした。運転台そのままのアーケードゲームで、当時は行列が出来ていていたものです。「1人1回」みたいな張り紙がしてありました。初めてプレーしたのは「山陰線」でした。マスコンハンドルとブレーキハンドルの扱いにこつが必要で、なかなか停止位置にキハ58を停めることに四苦八苦していたのを思い出します。それからというものこのゲームに夢中になってしまいました。「電車でGO」の初代登場時バージョンになります。

何回もゲームをしていくうちに、なんとか「東海道線」の京都から大阪までをクリアできるようになりました。また南彦根の量販店ゲームコーナー以外にも、米原市のゲームセンターや垂井のゲームセンターまで行ってゲームをしに行くようになっていきました。1998年以降になると当時、久里浜へ仕事で3か月の研修に行くことになり、その合間に久里浜ホワイティのゲームコーナーでもこのゲームをして楽しんでいました。「電車運転士」を疑似体験できるので、ますますのめり込むようになってしまいました。プレイするのは「東海道線」でした。あきることなく時間があったら100円を放り込んでプレーしていましたが、大変充実していたと思っています。

なんとか終点大阪までたどり着くと夕陽に583系が走る画面が流れてきて、この586系を見るのが大好きでした。「電車でGO」がアーケードゲームの人気になっていた頃のことになります。その後、家庭用ゲーム機でも出てきたこのゲーム。私もプレイステーションを中古で購入して、電車でGOのゲームソフトを何種類か購入しました。家のテレビに繋いでもゲームが出来ましたが、やはりアーケードゲームの方が臨場感があってよかったです。ゲーム機もコントローラをテレビに繋ぐだけでプレーできる最新型タイプも購入して、新快速223系をよくプレイしていたものです。この間本当に久しぶりにテレビに繋いでプレーしてみました。

2017年に電車でGOの20周年企画として大形のアーケードゲームが登場しました。インターネットのネットワークサービスに繋いでプレーすることが出来、全国のランキングも解るものでした。自分のネームも登録することができて、スマホで自分の通っている店舗のランキングをチェックして楽しんでいたものです。走行画面も大変リアルになり正に運転士気分を満喫することができるゲームでした。この頃は長浜のゲームセンターに通っていて、ゲームセンターが廃止になり彦根のゲームセンターに通うようになりました。そして京都や名古屋に出かけるときにはゲームセンターに立ち寄って電車でGOをプレイしていました。そして2025年3月1日にこのネットワークサービスが終了になってしまい、アーケードゲームも稼働を停止されてしまったわけです。かろうじて量販店の電車でGOでは山手線と京浜東北線、総武線に限ってオフラインで運転できるようになっています。私としては残念でなりません。以前、大阪駅のゲームセンターに歴代の電車でGOが並べてあって、プレイできるようになっていました。今では解りません。

そんなわけで今回は一世風靡したアーケードゲームの「電車でGO」について書いてみました。

以下は2010年から2019年にかけての記事をリライトしています。当時のままの記事で、読みにくさもあろうかと思いますがお読み頂ければ幸いに思います。

ジオラマ電車ゲーム

2010-06-17 21:45:42

ずいぶん前から南彦根にある大型量販店のゲームコーナーに「ジオラマ電車」というゲームがあります。ジオラマ付きのなかなかリアルなレイアウトに、エンドウのニューシステム線路がオーバルで複線で敷かれています。それぞれに勾配区間があり、トンネルにホームがあります。ゲームはカメラカーの映像を見ながら標識や信号に従ってマスコンとブレーキで運転していきホームの停止位置に止めます。運転の正確さ?を競うゲームとなっているようです。

※電車でGOの発展版として、鉄道模型のカメラカーを使ったゲームも登場していました。

ジオラマ電車

2010-06-17 21:55:50

HOゲージの車両にカメラが載せてあり、前面展望画面を見ながらマスコンとブレーキで電車を運転していきます。カメラに映る信号や標識を見ながら、より正確に運転していくシミュレーションゲームです。レイアウトのシーナリィーも作られていて、なかなかリアルな運転が楽しめそうですね。

懐かしの電車でGO!登場時

2019-06-30 07:52:31

最新のアーケードゲームの電車でGO!に、1997年登場時の復刻版モードができるようになりました。200円で何区間か運転でき、途中にもう200円を追加したら終点まで行けます。懐かしいメイン画面と左右の画面が当時のゲーセン風景で、あの頃にタイムスリップしてしまいます。当時、電車の運転ゲームの登場には大変驚いたものでした。

※私はまさにこの線区からゲームを始めていました。

※「電車でGO」のアーケードゲーム、最終バージョンになります。3人くらい座れるおおきなゲーム機でした。

今回の記事は以上になります。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。