旅先で見かけた保存車両など

今回の記事は、2006年から2018年にかけて自分が旅先で記録した鉄道車両や施設になります。自分の昔のブログをリライトしていて、そのまま載せています。また記事の中には再掲しているものもあるかもしれませんがどうぞご了承下さい。当時の画像をお楽しみいただければ幸いです。

かつての北陸本線、特急牽引機

2006-01-12

去年の夏に、「横川鉄道文化村」に行きました。もちろん、この電気機関車に会うためです。国鉄・交流電機機関車EF70、1000番台です。この静態保存機は1001号機で、現存するEF70としては2両のうちの一両です。もう一両は、なんと福井県の「やまぼうし温泉」という山中の施設の敷地においてあります。そこのは、EF701005。どちらも屋外で展示されているために、塗色の色褪せが激しいです。それでも、かつて田村から糸魚川まで寝台特急「日本海」を牽引した名機なので、近くで見ると当時が思い出されます。横川の保存機は、キャブに入ることができるので運転席に座ることもできます。

橋列車???

2008-04-26

伊豆箱根鉄道の終点、修善寺駅の端に留置してあった珍しい車両?なんとホームとホームを結ぶ歩道が車両になっていました。ちょうど線路上をこの珍車両で移動していったら、駅舎ホームと列車ホームをつなぐ橋になるようです。現在使われているかどうかは不明ですが、たいへん珍しかったので取り上げてみました。

神社の境内にある踏切

2008-05-13

北陸線の坂田駅と田村駅の間に、今時遮断機も警報機もない「踏み切り」があります。ずいぶん前から気にはかけていたのですが、やっと取材?することができました。親父に聞いたところ、北陸線が出来た当時、この「坂田神明神社」の中を線路が通ると言うことで、神社関係者からは反対表明と路線変更の声が上がっていたそうです。結局、線路が神社の中を通る形になったそうです。

久しぶりの梅小路

2009-10-10

ひさしぶりに時間が取れたので、体育の日に梅小路蒸気機関車館と近江鉄道ガチャコン祭りに出かけてきました。梅小路はちょうど新顔の1080型蒸気機関車を見ることができました。また、久しぶりに見る大形蒸気機関車が新鮮に映りました。屋外にはシロクニが重連で展示されており、かつての急行「ニセコ」を思い出しました。

キ555の話題

2011-03-27

滋賀県米原市の公民館駐車場横に保存されているキ555。大垣~米原で除雪に働いた複線用のラッセル車です。

このキ555を保存していく運動が展開中です。

久しぶりの碓氷鉄道文化村

2012-05-06

2012年5月5日、家族旅行で白馬を訪れていた合間に1人でバスと長野新幹線、信越線を乗り継いで横川へ行きました。目的はネットで予約していた「EF63体験運転の研修」をうけるためです。朝10時から講義が始まり、お昼の後はEF63に乗り込んでの実技研修がありました。午後の運転については、もと機関士の方から手取り足取りで動かすまでの手順やブレーキの扱い方等を教えていただきました。運良く初めて機関車を前進させるときに私の順番が来て、機関士の方についてもらって力行させることができました。ノッチ1で静かに63の巨体が動き出したときは感動的でした!最後に試験を受けて晴れて運転証をいただくことができました。

白馬にて2013

2013-05-06

毎年立ち寄る「白馬ミニトレインパーク」では、GW前に富山のEF8110のカット展示とヨ8000車掌車の展示が開始されました。時を同じくして有名写真家のEF81写真展も開催されていました。一見、一両まるごとの展示か?と思いました。運転台も整備され、ブレーキ弁やマスコン等も操作できました。ヨ8000の内部も見ることができました。白馬で見る地元釜に嬉しさもこみ上げてきました。

糸魚川ジオパル見学

2015-05-03

毎年恒例の白馬への家族旅行。今回も大糸線にも乗りました。糸魚川では新幹線を撮影したり、駅にあるジオパルを見てかつて大糸線で活躍したキハ52を撮影したりしていました。

おくひだ号とガッタンゴー

2018-08-19

毎年、家族旅行で平湯温泉にキャンプに行くのですが、今年は2018.8.16に神岡鉄道廃線跡を利用した観光スポットになっている「ガッタンゴー」に乗ってきました。奥飛騨温泉郷口から神岡鉱山前までをレールの上を走る自転車で走ります。あいにくの雨でしたが、雨を忘れるくらいに面白かったです。おくひだ1号も保存してあり、神岡鉱山のトロッコや立山砂防のトロッコも展示されていました。

今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

友人を招いての自宅運転会

2025年6月14日(土)に鉄道模型友人2人を自宅レイアウトに招いての運転会を開催しました。Nさんは自分が40歳くらいの時に年に1回行っていた趣味の宿・花月園運転会で知り合った方で豊橋にお住まいの方です。自宅レイアウトのガーダー橋や神社に御神木といったストラクチャーを作って下さった友人になります。何回も自宅レイアウトに遊びに来てくださっている方です。もう一人のYさんは京都の鉄道模型クラブに所属されている方で、春の公開運転会で知り合いになりました。ご自宅にはレイアウト専用の離れをお持ちで、立体的な素晴らしいレイアウトを製作されています。電気系統も専用のコントロールパネルを製作されている方で、今回初めて遊びに来てくださいました。ちなみにNさんとYさんとは古くからの鉄道模型でお知り合いの2人です。

まず11時10分に長浜駅に到着されるNさんを迎えにいき、自宅レイアウトに来ていただきました。そしてYさんは今回京都から車で来てくださいました。車でお昼過ぎには到着されて、自宅レイアウトを見ていたただき持参された車両を搬入して頂きました。そして皆で琵琶湖岸にあるレストランへ昼食を取りに行きました。鉄道談義をしながらの食事は大変楽しかったです。

普段は決して話すことのない鉄道の話や鉄道模型の話ができることが有難く、大変貴重な時間を過ごすことができました。食事をしたらお2人を乗せて自宅に戻りました。そして自宅レイアウトルームで、それぞれお持ちいただいた鉄道模型を出して頂いて線路にのせてもらい、運転会がスタートしました。これまで自分も車両をバックにつめて運転会へ持っていくという形が多かったのですが、自宅レイアウトが現在の形になってからは、ゲストが持って来て下さるいろんな素晴らしい鉄道模型を見せて頂くという形が至福の楽しみになっています。

ちなみにNさんはブルートレインと長大な貨物列車を持って来て下さり、Yさんは蒸気機関車牽引の旧型客車編成を持って来て下さいました。どの車両もよくメンテナンスされていてレイアウトを快走していました。Nさんのブルートレインは寝台特急「さくら」号でした。14両フル編成をお持ちですが、あいにく私のレイアウトのホーム有効長が10両なので減車して運転してもらうことにしました。また「瀬の八越え」で後部補機につく専用機のEF59も持ってこられて「瀬の八越え」を再現されていました。前後の電気機関車の走行も見事に強調して堂々たる走りを見せてくれました。

Nさんの貨物列車は50年前に発売されていたエンドウ製の旧貨車を30両以上連ねてEF65500番台で安定して走行していました。蒸気機関車D60や可愛らしいC形タンク機関車そしてマンモス電機のEH10でも牽引されていました。2軸貨車の「タン、タン、タン」というジョイント音が良く聞こえて楽しかったです。

飲み物を飲みながら至福の運転会時間はどんどんと過ぎていきました。来られた方の鉄道模型は自分よりも作り込まれているのが常です。ゲストの方の鉄道模型走行シーンをビデオカメラにも納めさせて頂いて、後でゆっくりと楽しませてもらってもいます。

Yさんが持参された蒸気機関車は天賞堂45周年のモデルで、何と「桐の木箱」に入っていたのには驚きました。C51225号機という特定機の素晴らしい模型でした。旧型客車編成を持参されて快走していました。大変静かにスムーズに走っていたのが印象に残っています。客車はご自身がキットを組まれた真鍮製のものでした。室内灯も綺麗に整備されていました。蒸気機関車はもう1両天賞堂製のC55を持ってこられていて、牽引機関車を交換されて運転をされていました。こちらも大変静かでスムーズに快走していました。

至福の時間は毎回あっという間に過ぎてしまいます。夕方には車で来られた京都のYさんは帰られました。Nさんとは長浜駅前の飲食店でアフター運転会を鉄道模型談義や鉄道談義をしながら楽しませてもらいました。そして帰られる電車の時間が来る前におひらきとなりました。鉄道模型を眺めながらの至福の時を過ごせる「自宅レイアウト運転会」は最高のイベントです。今回また新しい刺激を頂戴したので、今後のレイアウトの充実、車両工作の充実に繋げていきたいと思います。毎回、運転会後は何とも言えない充実感に浸ることができるので嬉しい限りです。

今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

電車でGOと私

初めてお目にかかったのが、1997年の夏頃でしょうか?地元より少し離れた南彦根にある大型量販店のゲームセンターでした。運転台そのままのアーケードゲームで、当時は行列が出来ていていたものです。「1人1回」みたいな張り紙がしてありました。初めてプレーしたのは「山陰線」でした。マスコンハンドルとブレーキハンドルの扱いにこつが必要で、なかなか停止位置にキハ58を停めることに四苦八苦していたのを思い出します。それからというものこのゲームに夢中になってしまいました。「電車でGO」の初代登場時バージョンになります。

何回もゲームをしていくうちに、なんとか「東海道線」の京都から大阪までをクリアできるようになりました。また南彦根の量販店ゲームコーナー以外にも、米原市のゲームセンターや垂井のゲームセンターまで行ってゲームをしに行くようになっていきました。1998年以降になると当時、久里浜へ仕事で3か月の研修に行くことになり、その合間に久里浜ホワイティのゲームコーナーでもこのゲームをして楽しんでいました。「電車運転士」を疑似体験できるので、ますますのめり込むようになってしまいました。プレイするのは「東海道線」でした。あきることなく時間があったら100円を放り込んでプレーしていましたが、大変充実していたと思っています。

なんとか終点大阪までたどり着くと夕陽に583系が走る画面が流れてきて、この586系を見るのが大好きでした。「電車でGO」がアーケードゲームの人気になっていた頃のことになります。その後、家庭用ゲーム機でも出てきたこのゲーム。私もプレイステーションを中古で購入して、電車でGOのゲームソフトを何種類か購入しました。家のテレビに繋いでもゲームが出来ましたが、やはりアーケードゲームの方が臨場感があってよかったです。ゲーム機もコントローラをテレビに繋ぐだけでプレーできる最新型タイプも購入して、新快速223系をよくプレイしていたものです。この間本当に久しぶりにテレビに繋いでプレーしてみました。

2017年に電車でGOの20周年企画として大形のアーケードゲームが登場しました。インターネットのネットワークサービスに繋いでプレーすることが出来、全国のランキングも解るものでした。自分のネームも登録することができて、スマホで自分の通っている店舗のランキングをチェックして楽しんでいたものです。走行画面も大変リアルになり正に運転士気分を満喫することができるゲームでした。この頃は長浜のゲームセンターに通っていて、ゲームセンターが廃止になり彦根のゲームセンターに通うようになりました。そして京都や名古屋に出かけるときにはゲームセンターに立ち寄って電車でGOをプレイしていました。そして2025年3月1日にこのネットワークサービスが終了になってしまい、アーケードゲームも稼働を停止されてしまったわけです。かろうじて量販店の電車でGOでは山手線と京浜東北線、総武線に限ってオフラインで運転できるようになっています。私としては残念でなりません。以前、大阪駅のゲームセンターに歴代の電車でGOが並べてあって、プレイできるようになっていました。今では解りません。

そんなわけで今回は一世風靡したアーケードゲームの「電車でGO」について書いてみました。

以下は2010年から2019年にかけての記事をリライトしています。当時のままの記事で、読みにくさもあろうかと思いますがお読み頂ければ幸いに思います。

ジオラマ電車ゲーム

2010-06-17 21:45:42

ずいぶん前から南彦根にある大型量販店のゲームコーナーに「ジオラマ電車」というゲームがあります。ジオラマ付きのなかなかリアルなレイアウトに、エンドウのニューシステム線路がオーバルで複線で敷かれています。それぞれに勾配区間があり、トンネルにホームがあります。ゲームはカメラカーの映像を見ながら標識や信号に従ってマスコンとブレーキで運転していきホームの停止位置に止めます。運転の正確さ?を競うゲームとなっているようです。

※電車でGOの発展版として、鉄道模型のカメラカーを使ったゲームも登場していました。

ジオラマ電車

2010-06-17 21:55:50

HOゲージの車両にカメラが載せてあり、前面展望画面を見ながらマスコンとブレーキで電車を運転していきます。カメラに映る信号や標識を見ながら、より正確に運転していくシミュレーションゲームです。レイアウトのシーナリィーも作られていて、なかなかリアルな運転が楽しめそうですね。

懐かしの電車でGO!登場時

2019-06-30 07:52:31

最新のアーケードゲームの電車でGO!に、1997年登場時の復刻版モードができるようになりました。200円で何区間か運転でき、途中にもう200円を追加したら終点まで行けます。懐かしいメイン画面と左右の画面が当時のゲーセン風景で、あの頃にタイムスリップしてしまいます。当時、電車の運転ゲームの登場には大変驚いたものでした。

※私はまさにこの線区からゲームを始めていました。

※「電車でGO」のアーケードゲーム、最終バージョンになります。3人くらい座れるおおきなゲーム機でした。

今回の記事は以上になります。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。