自宅離れのフローリングで線路を組み立てて運転を楽しんだ後に、ホームを製作して下さった方にレイアウトを置けるような専用の台の製作を依頼したところ、快く製作してもらえる返事をいただきました。 OSB材を使って立派な専用台が完成したのは、2019年の11月のことでした。レイアウトの大きさにぴったり合った専用台を製作してもらうことができました。まるでどこかのレンタルレイアウトのようになってきて、わくわくしながら台の上に組み立て式線路一式を載せました。
ちょうどレイアウトの中にスペースがあったので、以前名鉄の部品販売で購入しておいた名鉄1000系パノラマスーパーの座席と名鉄1600系の座席を置くことにしました。これで本物の電車の座席に座りながら、鉄道模型を運転することができるようになりした。正に「夢」のような常設レイアウトルームが自宅離れに出来上がりました。
台は上部と脚部が組み立て式なので、もし場所を変えなければならない時には分解して運ぶことができるようになっています。また、それぞれの台はボルトナットで固定することも可能です。何でも作って下さるので大変ありがたい大切な方がおられて助かりました。
今は亡き自分の両親が晩年暮らしていた自宅離れ。 自分が鉄道少年だった小学校5年生の時に、亡き父親が建てたものになります。当時はこの離れ2階に自分の部屋を作ってもらい、遊びに勉強に利用していました。1階には亡き祖母が暮らしていました。自分の母親の為に介護ベッドを入れて、母親の介護もしていた部屋が、今や自分の憩いの趣味の部屋に生まれ変われました。
実は2階にも13ミリゲージの線路を敷いていて、 13ミリゲージの運転も楽しんでいたりします。また、9ミリゲージに80分の1の車体を乗せた軽便鉄道を走らせることができるようにもしています。このジャンルは「HOナロー」というものになり、ジオラマを製作して走らせておられる方も多くおられます。今ではもう見られない地方のナローゲージ(線路幅762ミリ)鉄道の魅力は大きく、昭和の鉄道遺産と言えそうです。ちなみに自分は石川県の小松から尾小屋まで走っていた「尾小屋鉄道」が大好きで、トミックス製の模型(猫屋線シリーズ)を持っておりたまに可愛らしい走行シーンを楽しんでいます。
余談になりますが、離れのガレージを昨年に大整理して趣味のバイクを2台置いて、整備できるようにしました。鉄道模型以外のバイク趣味にも活用できる様になりました。正に自分の趣味の「お城」になったわけです。息子も大型バイクに乗っていて、友だちもバイクでやって来た時などにも余裕でガレージに置いてもらうことができます。趣味にフル活用できる離れに大変重宝しています。