自宅裏畑の5インチゲージ

2019年7月に、今は亡き鉄道模型知人から格安で譲っていただいた5インチと3.5インチゲージの線路を自宅裏の畑に敷いています。直径9メーターの曲線線路もなんとか敷くことができました。亡き友人とは敦賀鉄道フェスティバルで汽車会社として5インチゲージの乗用新幹線を出展されていた方で、元国鉄の機関士と運転士をされていました。梅小路蒸気機関車館の開館に御尽力されたともお聞きしました。自分もSTMC滋賀鉄道模型愛好会として敦賀鉄道フェスティバルに参加協力していて知り合いになりました。大変気が合って長浜に仕事に来られた時には一緒に食事もしたこともありました。今から約3年ほど前に、残念ながら癌で他界されてしまいました。今年はこの線路をしっかりとメンテナンスして、敷き直すことが大きな目標になっています。今は線路の下に木材のスペーサーを入れてとりあえず周回できる形にしかできていませんが、今後は線路の下は先日お邪魔させて頂いた蓮華寺のレイアウトのように、コンクリートを入れてしっかりとしたベースを作っていきたいと思っています。そしてその上に線路を敷設していきたいと思っています。ポイントレールも1つあるので引き込み線も作りたいと考えています。私の5インチゲージの車両は木製のキットを組み立てたもので、自動車用のバッテリー(12V)を2つ直列につないで電源とし、モーターをコントローラで走行できるようになっています。亡き鉄道模型友人からブレーキ付きの台車をいただいたので、それを利用してトレーラーを木材で自作しました。茶色のシートが付いた貨車は車体は亡き鉄道模型友人から譲っていただいた物で、台車は購入して取り付けています。自分(体重80キロ)と大人1人ないし子ども3人は余裕で乗車することができます。自分が乗って運転できるのは大形乗用鉄道模型の醍醐味といえます。ましてや小さな子どもさんを乗客にして自分が運転することは、本物の運転士になった気分で冥利に尽きる瞬間です。一度だけ保津川ライブスチームクラブで運転させてもらった時に、たまたま訪れておられた家族連れの子どもさんに乗って頂く機会がありました。この時の楽しかった思い出は今も脳裏に焼き付いています。いつか自分の孫を乗せて走るのは夢です。そしていずれは自分も石炭を焚いて走る蒸気機関車を入手して、自宅で走らせてみたいと思っています。とりわけまずはしっかり敷設した線路で、自分の車両を思い切り走らせることが一番の目標です。