今回の「良き国鉄時代」は、1975年に撮影した写真になります。自分は中学3年生の時期で、どれもつたない写真ばかりではありますが、良き国鉄時代を振り返って頂けたなら幸いです。それから毎回書いていることですが、車両の形式等についての記述に誤りがあるかもしれません。このブログでは懐かしい写真を楽しんで頂くことが主なので、どうぞご容赦頂きたいと誠に勝手ながら思います。ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。当ブログの鉄道写真趣味カテゴリーのメインとして連載をしてまいりました「良き国鉄時代」は、今回の投稿をもちましてひとまず終了とさせていただきます。このシリーズを投稿することで、画像を皆さんに楽しんで頂き、自分の手持ちの鉄道写真が全てデジタル化出来た事は、大変意義深いものであったと自負しております。これまでの投稿をまた見直して頂いたり、鉄道模型の製作等にも参考にして頂けたなら大変嬉しく思います。ではさっそく今回も懐かしい写真を紹介させていただくことにします。
上の画像は1975年に今は亡き父親に連れて行ってもらった東北旅行の時に、移動中の急行「津軽」の車中から撮影した583系交直両用寝台特急形電車の特急「はつかり」になります。トレインマークは字だけの時代でした。ちなみに自分が高校の修学旅行で上野から青森まで乗ったのも、この583系特急「はつかり」でした。特急電車のボックス席は広くて、乗り心地も大変良かったのを良く覚えています。長旅も全く気になりませんでした。
上の画像は同じく1975年に東北旅行の移動中の列車から撮影した583系交直両用寝台特急形電車による東北本線の特急「はつかり」になります。昼に夜に大活躍していたのが583系でした。
上の画像は1975年に東北本線の何処かの駅で撮影した485系交直両用特急形電車の特急「はつかり」になります。夏休み中だったので、ホームには旅行客が溢れんばかりでした。対面には青い旧型客車も停車中で、なかなか良き時代の一コマといえそうです。旧型客車には当然のことながら冷房は無く、窓を開けて涼を取っていました。真鍮製のつまみを両手で握って、上に上げていく大変重たかった窓を思い出してしまいます。
上の画像も1975年、東北旅行で乗車している急行「津軽」の車中から撮影した485系交直両用特急形電車の上野行き特急「はつかり」になります。貫通扉が付いている初期型のタイプです。
上の画像は1975年に東北本線の何処かの駅で撮影した485系交直両用特急形電車による特急「やまびこ」になります。夏休みでこの駅も行楽客で溢れていました。発車していく列車を見送る駅員さんの姿が好ましく見えます。特急の停まる駅はたいていが大きな駅で、どの駅も活気にあふれていたように記憶しています。
上の画像は1975年に父親と東北旅行に行った時に青森駅で撮影した20系の寝台特急「あけぼの」になります。この20系の緩急車は窓の数から判断して、ナハネフ23形寝台客車かと思います。20系の切り妻形緩急車でした。青森駅のホーム近くに留置してありました。
上の3枚の画像は、1975年に青森駅で撮影した大阪発青森行き寝台特急「日本海」になります。当時は白帯の24系寝台客車で運転されていました。この終点青森には11時45分に到着していました。この写真も今は亡き父親といった夏の東北旅行で撮った写真で、自分たちは寝台特急「日本海」が到着したあと発車することになる、12時40分発の急行「きたぐに」大阪行きに乗車して、一夜を通して長浜まで帰ったのだと思います。この寝台特急「日本海」には大学生の時に岩手の友人を訪ねた後に青森から敦賀まで乗車しています。そして結婚してからもまだ幼い息子と一緒に敦賀から秋田まで乗ったことがあります。この時も岩手の友人に会っています。
上の画像は1975年に敦賀駅へ撮影に行った時に撮ってもらった当時の私になります。当時自分が通っていた中学校は、男子は全員が頭髪を丸刈りにしないといけない時代でした。今では考えられない校則ですね。写真には485系特急「雷鳥」と一緒に写る嬉しそうな自分が居ます。首からかけているカメラは愛用していたアサヒペンタックスSPFで、これまでの「良き国鉄時代」の写真はこのカメラで撮影していました。バックの雷鳥のテールランプが点灯しているように見えるので、大阪行きの「雷鳥」と一緒に撮ってもらったのでしょう。誰に撮ってもらったのかは覚えておらず、当時の鉄道好きの友人か、白黒写真なのでひょっとすると今は亡き父親に撮ってもらったのかもしれません。
これまで当ブログ「良き国鉄時代」の記事をご覧いただいたことに感謝いたします。自分でもこれまでの鉄道写真のデジタル化が出来て大変有意義でした。これからもまた懐かしい記事に、時々お立ち寄り頂けたなら幸いです。今回の記事は以上になります。まとまりのない内容で申し訳ありませんでした。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。