EF7013の製作記~カツミのキットを改造して~

今回は以前にも紹介してしますが、16番ゲージ鉄道模型EF70形交流電気機関車のカツミ製のキットを改造して、特定機にしていくプロセスを紹介していきます。キットはヤフオクで入手しました。床下周りは13mmゲージにし、さよなら列車を牽引した13号機に仕立てていきました。当時の製作記録もそのまま掲載させて頂こうと思います。どうぞご了承願います。

2016.1.8 去年は正月から北陸線の古豪ED70の製作をしていましたが、今年は同じく北陸線の主力だったEF701次型を製作しようと思います。カツミ製のキットを製作し、13ミリに仕上げていきます。プロトタイプは「さよならEF70」イベント列車を牽引したEF7013号機にしようと思います。古豪に比べるとキットの改造は多くなさそうですが、ヘッドライトを豚鼻にしたいと思います。

2016.2.7

先日、カツミのキットの改造ポイントをまとめてみました。やはり、実機の写真をよく見るとキットのままでは末期の13号にはなりません。スカート周辺をはじめ、ドア窓、ドア周辺も手を加えて組んでいく必要がありました。まずはスカートの角度調整から始めていきます。

2016.7.3

この程、やっと天賞堂のスカートステップパーツがオークションで手に入ったのでJMのEF70の製作を再開しました。秋の関西合運までに、ゆっくりと製作していきたいと思います。ともあれパーツが入手できて良かったです。

2016.7.3

天賞堂のスカートステップ。大変狭い場所で半田付けが難しかったので、位置を決めてから強力接着剤で固定しました。少しだけ製作が進みました。

2016.7.9

今日も少しだけ進めました。エコーモデル製のエアホースを取り付け、電暖のホースパーツを取り付けました。これでスカートの製作はひとまず終えて、次の行程に移っていきたいと思います。

2016.9.3

暑い夏に負けて遠ざかっていたJMのEF70キット製作をまた再開しました。今月末の関西合同運転会までに、ある程度はカタチにしたいと思います。いよいよお顔の工作に入りました。前照灯は通称「豚鼻」に改造しました。細部を確認しながら工作を進めていきたいと思います。

2016.9.4

この週末は久しぶりにハンダゴテの大活躍でした。カツミのEF70キットの製作にあたりました。ハコにはなりましたが、まだ仕上げが必要です。乗務員室ドア窓がキットのままだと運転席窓の上にいってしまうので、パーツを裏表反対に付けて上部を合わせました。あとは真鍮の線材を使ってドア下部の表現をしました。ドア下のステップと梯子掛けは真鍮線材で自作する予定です。

2016.9.10

今日は雨樋と電暖表示灯の半田付けの修正をして、梯子掛けの表現をしました。0.4×0.6の真鍮線材で自作して取り付けてみました。後はドア下のステップを自作して取り付けていきます。明日には屋上機器の計器変圧器のパーツも届く予定です。

2016.9.11

13号機の梯子掛けは、やや上に付いていた事が判明。早速修正しました。あとはお髭も付けてステップ作りをしました。13号機の幅はドア幅で、両サイドは斜めになった仕様でした。真鍮線を削って形を表現します。

2016.9.15

ドア下のステップは、考えた挙句に真鍮材の0.4ミリ×0.6ミリをドア幅に直角に曲げたものを、細密ヤスリで削って表現することにしました。大変小さな弱いパーツとなったので、ボディーに半田付けしてから削っていき写真のように仕上げました。後は雨樋とランボードを半田付けし、アングルを半田付けしてJMにした足まわりと仮に合わせています。

2016.9.17

まず下回りとの合わせ具合を確認、走行も大丈夫でした。次に交流機のハイライトの屋上機器の取り付け準備を行いました。キットの組み方を一部変更していきます。ここでこの前入手したニワ製の計器変圧器の出番ですね。写真のような配列で塗装してから取り付けます。ボディーのランボードも短くして汽笛を付けました。あとは信号煙管を付けていきます。

2016.9.19

まず計器変圧器を水平に取り付けるため、かさ上げする真鍮板を半田付けしました。次にヒューズをキットのパーツを使わない末期の姿にするための碍子台を2ヶ所増設しました。そして信号煙管を両端に取り付けました。それから沢山ある吊り上げフックを半田付けしていきました。賑やかな屋上機器の土台が何とかできました。今日は思わずパンタを車体に仮りに載せてしまいました。

2016.9.20

屋上をよく見てみると、どうやらパンタ空気管の取り付け方が13号機の末期は、2次型と同じということが判明してきました。下の2次型の位置に、同じ形態で真鍮線にて付け直しをします。またパンタ近くに新たな手摺も増設し、ダクトにも吊り上げフックを増設したいと思います。碍子もキットのパーツより溝の多い物に替えたいと思います。

※下はカツミの2次型最新の完成品。

2016.9.22

パンタ空気管を0.4ミリ真鍮線で2次型の形状にして半田付けしました。あとはパンタ付近の手摺を増設です。ダクトの上の吊り上げフックも表現しました。あとフューズの取り付け準備を終えたら、とりあえず塗装直前までは製作完了となります。

2017.1.3

昨年の関西合運くらいでストップしていた工作を、この正月休みから再開しました。屋上機器を取り付ける段取りをしていました。ガイシの形状が4段か7段か不明な部分もありますが、組み具合を確認してボディー塗装の準備に入ります。

なんと約8カ月ぶりのブログ更新となります。これまでJMのED70の手直し再塗装とEF70を製作していましたが、関西合運も近くなってきたので9月9日から製作(塗装)を再開していました。この度なんとか2両とも完成まで漕ぎ着きました。関西合運に持参したいと思います。

今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。