
2025年2月に当プログの「お問い合わせフォーム」に鉄道模型の運転会のオファーがありました。湖南市にある「十二坊温泉ゆらら」様からで、4月26日(土)・27日(日)の2日間のイベントとして私の方での鉄道模型運転会の開催を依頼して下さったものです。その後、メールでやり取りをさせて頂いて運転会の準備を進めているところです。ゴールデンウィークにむけての温泉施設でのイベントになり、お客様の子ども連れさんも多そうです。子どもさん向けの体験運転をメインに行っていきたいと思いました。



メールのやりとりで頂いた会場の写真になります。
5メートル×7メートルの大変広い場所です。自分レイアウトは4メートル×6メートルなので十分設置できる広さがあります。
さっそく自分のレイアウトを30分の1のスケールで図面に書き出してみました。レイアウトの下には温泉施設のテーブルを沢山用意して頂く必要があるからです。なんとか14脚あればレイアウトが載せられることがわかってきました。テーブルの上に組み立て式線路を置いていきたいと思います。
そして2025年3月24日(月)に現地に下見に行かせていただきました。たいへん立派な温泉施設でキャンプ場もありました。食事スペースに買い物スペース、そして窯業体験施設もありました。湖南市観光協会様が運営されています。



例によって組み立て式線路で運転会のレイアウトを作ることになります。これまで自分が経験した運転会の知識を生かして、子どもさんに喜んで頂ける設定を考えていきたいと思います。基本はオーバルの複線線路を敷設して、内側線は展示運転用とし、外側線は体験運転用にしたいと思っています。

上の画像が線路レイアウトになります。30分の1スケールで描いてみました。レイアウトとベースになる長机との関係が大事になってきます。考えてみた結果、運転会場施設にあるテーブルを14脚使わせて頂くことにしました。

上の画像はテーブルの配置案になります。この机の上に組み立て式線路を組んでいく事になります。カーブの部分は余分にテーブルを使うことになってしまいます。実際に組み立ててみないと分からない点があるので「現物合わせ」の要素が大事になってきます。ちなみにテーブルの上に組み立て式線路を置くので、テーブルの高さが揃った高さでないといけません。この点が気を使う所で、高さに微妙な差があると工作板の切れ端を挟んで高さ調整することになります。

上の画像は運転会に使用する組み立て式線路一式になります。線路は高さ37mm長さ50mmから200mmで複線が敷設してあります。ヤードへのポイント部分を含んだ分岐線路も100mmの長さで作ってあります。これまでに自分が製作してきた線路になり、運転会の時には車に積んで行っています。結構な量になってしまい車に積み込むのも一苦労します。それに車両と電気関係、諸々を積むと車は一杯になってしまうわけです。今回、新たに700mmの線路を2つ製作しました。

上の画像の一番左が運転会の体験運転用のコントローラになります。電車でGO!というゲームのコントローラを改造して、鉄道模型のパワーパックにしたもので、オークションで購入しました。ワンハンドルなので子どもさんにも扱いがやり易く、かつ運転を教えるのもやり易い優れもののコントローラといえます。ハンドルを手前に倒せば力行運転し、奥に倒すとブレーキが掛かります。これまでにも体験運転に使ってきて好評でした。これまで子どもさんの荒い扱いにも耐えてきています。どうかまだまだ壊れずにいて欲しいと願うばかりです。
体験運転に使用する車両は子どもさんに人気のある「トーマス」とトイレールを改造して鉄道模型とした北陸新幹線W7系になります。1番奥に見えるのは、これも体験運転用に自分が改造して作った近江鉄道800形になります。どの車両も大変タフな車両で、子どもさんの運転で脱線転覆しても全く壊れません。正に体験運転用の鉄道模型には最適な車両といえます。


展示走行用の車両は、「十二坊温泉ゆらら」の近くを草津線が走っていることから、「草津線」と「琵琶湖線」にちなんだ車両を持参して展示運転をしたいと思っています。左からカツミ製223系1000番台、カツミ製221系、宮沢模型製117系、そしてトミックス製113系電車になります。



運転会をさせて頂く「十二坊温泉ゆらら」のスタッフさんとは、メールのやり取りで打合せをしている所です。もう4月になってしまったので、車両のメンテナンスと線路の手入れと補修、補充を進めて行き月末の運転会に臨むようにしたいと思っています。また当日をお知らせ出来たら良いなと思っている次第です。たぶん当日の2日間は大変忙しくしていると思われますので、しっかり記録も出来ないとは思いますので無理かもしれません。今回は公開運転会の舞台裏準備について綴ってみました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

上が今回の鉄道模型運転会の告知文書になります。ゆららのスタッフ様に製作して頂きました。