「鉄道模型と遊ぼう!夏休み」「鉄道模型展示」開催中です!

2023年7月15日(土)より、長浜慶雲館で「鉄道模型と遊ぼう夏休み」が始まり、同時に長浜鉄道スクエアでは「鉄道模型展示~北陸本線の車両を集めて~」のイベントが始まりました。いずれも8月27日(日)まで開催されます。時間は9時30分から17時までとなっており、最終日は16時で終了となります。料金は大人300円、小中学生が150円となっており、鉄道スクエアと慶雲館の共通チケットは大人500円、小中学生250円となっております。詳しいことは「長浜・米原を楽しむ観光情報サイト」をご覧になってください。

前日までに運転会のレイアウトを設営し終わり、イベント当日は開館時間前に慶雲館に足を運びました。準備段階で線路の不具合を発見していたので、レイアウトから組み立て式線路を外して、歪んだレールを外しました。代わりにフレキシブルレールをカットしたものを犬釘で固定していきました。始発電車までに工事を完了することができて良かったです。

イベントがスタートした週末と休日の3日間は、私たちの鉄道模型体験運転に来て下さる子どもさんも居られました。幼い子どもさんが中心で、小学生の方や高校生さんに大人の方といろいろな人に鉄道模型の運転を楽しんで頂くことができました。体験運転用には北陸線の特急「しらさぎ」6連や165系電車、トーマス、トイレールを用意して、コントローラーは以前オークションで購入した「車でGO!」のゲーム用ワンハンドル式コントローラーを改造したパワーパックを使用しています。ツーハンドルタイプもあるのですが、幼い子どもさんにはワンハンドルタイプの方が扱いやすいといえます。スタッフと一緒に運転を体験してから、一人で運転していただきました。やはり、自分が鉄道模型をコントロールするというのは、子どもさんたちのハートをがっちりと掴んでくれていました。運転している列車が見辛いというのはありましたが、模型列車が近くにやってくると良く目で追って楽しまれていました。2歳くらいの子どもさんには、こちらが子どもさんの手と一緒にハンドルを持って操作する形で運転しています。一応、目の前に駅のホームらしき物を作って、停止位置も示しながら楽しんでもらっています。模型が上手く停車できた時に拍手してあげると笑顔になり、それを見ておられる保護者さんも喜んで下さいます。運転の際には自分のコレクションの「国鉄制帽」も被ってもらって楽しんでもらっています。

ところで、今回のイベントを開催している場所は、慶雲館といって冬場の行われる「長浜盆梅展」が目玉のイベントになっています。自分も昔に東京へ遊びに行った時に、長浜盆梅展の宣伝ポスターを見たことがありました。大変見事な盆梅を見ることができる一大イベントになっています。自分が「長浜盆梅号」のサボを持っていたので、今回のイベントに飾りとして持っていきました。スマホで検索すると。1997年2月に167系電車で大阪から長浜まで臨時列車として運転されたようでした。またキハ58系2連でも運転されたようです。このことを知ってから手持ちのカトー製品の165系電車4連と、キハ58系気動車2連を運転会に持ってきて、体験運転に活躍してもらうことにしました。この2つの模型は自分が16番ゲージの鉄道模型を始めた頃に買ったものですが、スムーズに走行してくれました。現在の鉄道模型は耐久性といったところでも良くできています。

鉄道模型運転会と同時に開催されている長浜鉄道スクエアの「鉄道模型展示」にも自分のコレクションした模型を展示させてもらっています。以前にも「北陸線を走った車両たち」と題して機関車を展示させてもらったことや、自分が撮影した北陸線の昔の写真をパネルにして展示させて頂いたこともあります。今回は鉄道スクエアの電化記念館に入ったところの展示ケースに編成物を展示してもらいました。テーマは今回も「北陸本線の車両を集めて」ということになりました。自分のコレクションしている鉄道模型のテーマも「北陸線」なので、どれを展示しようかと悩みましたが、やはり好きだった列車になってしまいました。583系交直両用特急形電車12連の特急「しらさぎ」(トミックス製品)、475系交直両用急行形電車12連の急行「ゆのくに」(トミックス製品)、EF70 1000番台交流電気機関車牽引の20系寝台特急「日本海」機関車はカツミ製品で客車はカトー製品、EF81形交直両用電気機関車牽引の「トワイライトエクスプレス」10連、(トミックス製品)。そして余った線路スペースにED30形交直両用試作電気機関車(ホビーモデル製品)と北陸線交流電化のパイオニアであるED70形交流電気機関車(カツミ製品)を展示させていただいています。展示ケースを左に移してC57形蒸気機関車(天賞堂製品)とC56形蒸気機関車(カトー製品)牽引の「SL北びわこ号」5連、昔に米原から田村で活躍していたD50形蒸気機関車(天賞堂製品)、485系交直両用特急形電車7連の特急「加越」(トミックス製品)、419系交直両用近郊形電車3連(エンドウ製品)、683系交直両用特急形電車の特急「しらさぎ」5連(日車夢工房製品)の以上を編成で展示させて頂いています。「SL北びわこ号」の展示の上には私の紹介まで付けていただきました。ガラスケースの中に線路を敷いて車両を並べることはなかなか難しい作業でしたが、キャプションも付けて下さり綺麗に飾ることができたので満足しています。こちらの展示の方もご覧いただけたらと思います。