自宅レイアウトの扇形庫~製作紹介

今回は、自分がかつて製作したレイアウトの「扇形庫」の製作過程を紹介させて頂くことにしたいと思います。鉄道施設の中でも、沢山の機関車が庫に収まっている扇形庫(ラウンドハウス)は大変魅力的な施設であり、鉄道模型でも欲しくなるアイテムです。自分もいつかは扇形庫を作ってみたいと思っていました。そしてその製作のきっかけとなったのは、東京銀座の天賞堂のエバーグリーンショップにあった中古のターンテーブルでした。買ったのはイタリアのリバロシ社製の「マンモスターンテーブル」で、7300円で購入しました。直流12ボルトで回転部もしっかりと動作してくれ、これは使えると思いました。2007年の5月6日に購入しました。

現在の扇形庫~自宅レイアウトにて~

上の画像がリバロシ社のマンモスターンテーブルになります。手前の赤い物がコントロールボックスで、12ボルトを給電するとスイッチで左右に回転していきます。それぞれの線路のところで停止する仕組みになっていました。

とりあえず手持ちの線路を繋いでみました。マンモスだけに沢山の留置線が作れるようになっていました。ベース板はレイアウトの線路の下にも使っている「OSB材」を使うことにしました。

上の画像のようにベース板はライトグレーの塗料で塗装しました。早速、蒸気機関車を置いてイメージを膨らませています。やはり扇形庫には蒸気機関車を沢山並べてみたくなりました。(2007.7.26)

これは石炭を置く施設を紙と木材で製作しています。石炭の表現には、発泡スチロールを使って黒で塗装しています。のちにこれは使わなくなりました。

地面をレッドブラウンでざっと塗装してみました。この後、モジュールとして知り合いの運転会に持参することになりました。通電スイッチを右下に取り付けて、裏面に配線をしています。(2009.3.21)

ちょうど当時、「100円均一」にトイレールの車庫が売られていて、それを塗装して各扇形庫に置いてみることにしてみました。1両毎の車庫になりますが、それなりに雰囲気は出たように思います。給水塔はスプレー缶塗料の蓋に塗装をして製作しています。施設の建屋は紙で作りました。(2009.4.27)

各車庫の上にかぶせて、庫を製作してみました。このダンボールは息子の学生服の箱を加工して使うことにしたものです。サイズがぴったりで大変ラッキーな素材でした。(2010.7.3)

車庫を覆った段ボールの上には、車庫の天井部分が出るようにして切り込みを入れました。ちなみに実際の機関区の庫にもこのようなスタイルの物があります。(2010.7.4)

ベース板を増やして、自宅レイアウトに組み込めるようにしました。レッドブラウンで塗装して、地面の雰囲気を出しました。これで一応の完成と言うことになります。やがて自宅レイアウトが専用台の上に乗りより本格的なものになってから、扇形庫のグレードアップをすることになり、地面から全てをリフォームにしていく決心をしました。手前にあるガントリークレーンはその導入としてキットを製作した物になります。(2020.4.27)

これまで線路はカトー製を使用していましたが、今回は篠原のフレキシブルレールを使用することにしました。ターンテーブルへは3線から入れるように設計し、フレキシブルレールを手曲げして敷設していきました。少しきついカーブになってしまったことが反省点ですが、何とかどの蒸気機関車も通過でき、ターンテーブルに乗ることができるようにしています。渡り板や砂焼き小屋、給水塔そしてガントリークレーンを設置していきました。ストラクチャー類を置いていくと、だんだん機関区の雰囲気が出てきました。(2020.5.9)

次に扇形庫の地面作りに取り組みました。コルクボードでベースを作り、その上からプラスターを塗っていました。乾いたらアクリル絵の具で地面の色を作って、その色水を薄く塗り重ねていきました。色を決めていくのが大変難しく、今回の扇形庫製作の一番の難所となりました。試行錯誤をしながら地面の色を作っていきました。(2020.6.28)

ようやく地面が完成して、蒸気機関車を置いてみました。やはり細部まで作り込むことで大変リアルな扇形庫に生まれ変わりました。

細部には「モデリングペースト」という油絵で使うものも使いながら、理想の色あいの地面に仕上げていきました。こうなるともう「アート」の世界になっていると感じた次第です。なんとか自分がイメージした地面の色に仕上がりました。(2020.7.19)

ヤード照明塔も加えて、給水塔やDL庫などはエンドウ製のストラクチャーに再塗装して利用しました。扇形庫周辺も賑やかになり現在の様相になっています。

扇形庫のリニューアル工事も終わって、なんとか第一機関区が形になったのは2020年10月の頃になりました。リバロシ社製のマンモスターンテーブルを入手したことで始まった扇形庫の製作は着手から13年の月日を経て完成となりました。やはりコツコツと製作をしていく事が見系製作の醍醐味と言えそうです。照明類は要らなくなった車両の室内灯を転用したりしています。まだまだ蒸気機関車が活躍する当鉄道にとっての「シンボル的」な扇形庫が作れたことに満足しています。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

自宅レイアウトの現在

現在自宅に展開している16番ゲージのレイアウトは、住むには使わなくなった離れの8畳間をぶち抜き、縁側も使いながら約20畳位の空間になります。このブログでも紹介していますが、床から80㎝にレイアウトのベース台を製作し、その上に以前の公開運転会で使用していた組み立て式の線路を常設としました。昨年初めから1年かけてレイアウトの縁側、東側にシーナリィ付きジオラマ線区を製作しました。この線区を製作してからは、県内や広島、横浜、大阪、東京、埼玉等に住む鉄道模型友人たちが模型を持って遊びに来てくれるようになりました。いつも模型を持って公開運転会やイベントに出掛けていたのですが、ここ数年は運転会に出掛けることはなくなり、もっぱら自宅にいるだけで友人たちが模型を携えてやって来てくれるようになりました。

この間は埼玉在住の高校時代の同級生がやって来てくれました。私が実家の方にお迎えに行かせてもらい自宅に招きました。地元の友人で当ブログの「良き国鉄時代」にも写真を使わせ頂いた方になります。普段は北陸線関係の車両をレイアウトで運転しているので、その友人も懐かしんで当時の鉄道談義に華が咲きました。その日は友人が「新鶴見の65PF貨物が12時に近江長岡を通過するよ」という情報をくれたので一緒に近江長岡へ撮影にも行きました。ちょうどお昼に赤ナンバーの65PFが東海道を下って来てくれました。良い天気で伊吹山をバックに撮影することができました。撮影を終えたら、よく行っている湖岸のレストランで昼食を取って、また鉄道談義をして過ごし実家に送らせてもらいました。至福のひとときを過ごせました。

このように鉄道模型友人達を呼びこんでくれるようになった「自宅レイアウト」の現状を今回の記事でお伝えさせて頂こうかと思います。これまでと似たような画像も沢山あると思いますがどうぞご了承下さい。

上の画像は、2023年のほぼ1年をかけて製作した縁側の線区になります。私の鉄道模型友人が提供してくれた赤いガーダー橋がこの線区の製作モチベーションを一気に引き上げてくれました。

川の表現も上手くでき、釣り人は鉄道模型友人から頂いたものになります。物語が生まれる情景を表現することができました。

北陸線の倶利伽羅峠をイメージした線区とし、内側線と外側線には10mmの段差をつけました。勾配を作っていくのには沢山のスペーサーを線路の下に入れなから調整に苦労しましたが、結果的にこの段差は良いアクセントになったと自負しています。この勾配をつける案も鉄道模型友人からの提案でした。

内側線に自作したロックシェード。これは是非取り入れたかったアイテムで、Nゲージのストラクチャーを参考に工作用木材で製作しました。ロックシェードの両側には木材で斜面の土砂崩れ防止の擁壁を表現しました。

この線区を製作していく上で、一番の難作業だったのが、山肌の樹木類の表現でした。線路際の杉の木はイメージもあってサクサクと作ったのですが、広大な山の斜面に植林していく作業は大変でした。途中でやる気がなくなってしまい、しばらく製作を放置していた時期もありました。こつこつと木を作っていくことが肝心です。

トンネルはイメージで「北陸隧道」にしています。直前には神社があり、踏切もキットから作りました。神社と鳥居は、これもガーダー橋を作ってくれた鉄道模型友人が製作してくれました。左の御神木も後ほど製作して持って来てくれました。またまたレイアウトに物語が生まれたようで大変嬉しかったです。この線区の架線柱はマグネットで立ててあり、取り外しができます。蠅叩きと交換して非電化区間も楽しめるようにしています。

レイアウトのトンネルは何回か作り直し、点検用の扉も取り付けました。やはり線路メンテナンスには必要になる仕掛けといえます。ベースは何と定年まで働いていた学校で廃棄された鉄琴の台を2つ合わせて使っています。

最近になってストラクチャーを整理し、新たにHOナローの線路を敷設した部分になります。尾小屋鉄道をイメージした車両は自動往復運転装置で走ります。

レイアウトの大きなシンボルともいえる扇形庫のある機関区は100均の車庫を使って製作しました。ターンテーブルは大昔に中古で買ったリバロシ社製のものを改造しています。SLの入れ替え運転が楽しめます。

HOナローの駅は中央駅の端にあって、線区は終点の「歴史民俗博物館前」までを結んでいます。博物館と称したストラクチャーは、今は亡き鉄道模型友人から譲り受けた合掌造りの建物です。

HOナローのコントローラと自動往復運転装置。

中央駅を南側から撮影。このホームは家内の職場の方が新幹線の米原駅をモチーフに製作して下さいました。ホームの有効長は10両です。ホームLED照明は鉄道模型友人からお裾分けしてもらい取り付けました。

レイアウトのヤードになります。3番ホームも含めると6線あり10両程度を留置できます。1番左の線は扇形庫のある機関区に繋がっています。

ヤードの車両をコントロールできる宮沢製のパワーパックとカトーのサウンドカード再生システム。そして各ポイントスイッチはカトー製をそのまま使っています。コントロールパネルを作るのが夢です。

サウンドカードの音は昔のステレオに繋いで大音量で楽しんでいます。

レイアウトの北側の外線から引き出した「敦賀第二機関区」をイメージした電気機関車の機関区。これからシーナリィを製作していきたいセクションになります。

レイアウト本線2線をコントロールするエンドウ製のパワーパックEP50とカンタム用の天賞堂パワーパック。必要に応じて線を繋ぎ変えて使っています。

第二機関区から縁側のシーナリィ付き線区へのカーブ部分。これから電気機関区にも地面を製作していく予定です。長文になってしまいましたが、自宅レイアウトの現状紹介は以上になります。

シーナリィ線区の夕景。
中央駅の夜。
扇形庫より駅を望む夜景。
夜のホーム。
工作机。

レイアウトルームの壁には実物のサボ等の部品を飾っています。工作机はご覧の通り全く整理できておらず、猫の額のようなスペースで毎回工作しています。今回は現在の自宅レイアウトの全貌を紹介させて頂きました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

HOナローゲージ~その後

このブログで紹介してきている鉄道模型のスケールは80分の1がメインで、16番ゲージの線路幅16.5mmの鉄道模型になります。自宅の離れ約20畳に展開している自宅レイアウトもこの16.5mmゲージです。あとは80分の1で線路幅が13mmで狭軌感が秀逸の13mmゲージも少しだけですが離れの2階に線路を敷いて楽しんでいます。以前にこのブログで「ナローゲージ」について書いたことがありましたが、そのナローゲージの鉄道模型も走ることができる環境を作ろうと思い立ち、現在製作を続けているところです。

前回は線路の敷設とストラクチャーを大まかに配置していました。その後、ストラクチャーを並べる地面を作りました。建物には室内照明を組み込みたいので、ベース板の建物の下にドリルで直径10mmの穴を開けました。

地面はまずプラスターを板に塗りつけてから、扇形庫機関区の地面と大カーブの色合いにアクリル絵の具で着色していきました。毎回、この色作りに苦労します。まず茶色と黒、そして白を混ぜ合わせて薄い肌色を作ります。そしてその色水で着色していきました。一回塗ってから一晩乾燥させて、色に合わせて今度は薄いねずみ色の色水塗り重ねていきました。そしてようやく同じような色合いの地面になりました。

本線の大カーブの内側にスペースができ、今回は水田を表現することにしました。床用のカーペット素材を小さく裁断して敷いていきました。必ず通り道を空けるようにしていくのがポイントです。もっとリアルな素材を使って表現しようかとも思いましたが、この場所のトーンは建物にプラモデルをそのまま使ったりしており、少し遊び心がある場所なので、これで様子を見ようと思いました。

ストラクチャーの間にはバスやタクシー、自家用車を置いて観光地の街並み風を表現しています。またナローゲージの終点には「歴史民俗博物館」と称して、幟や立て看板そして100分の1のゼロ戦の模型も置いて雰囲気を作りました。よく温泉街の観光地にある資料館のような雰囲気を作ってみました。

地面を作った後はナローゲージのフレキシブルレールを犬釘で固定して、バラストを敷きました。HOゲージの本線で使用したものと同じパラストを撒いていきました。線路の下に隙間もあったので、ちょうどその隙間を埋めていく形でバラストを撒くことができて良かったです。やはり線路にバラストを敷くと線路が引き立ちます。結構好きな作業になりました。筆で枕木が見えるようにバラストを整えてから、中性洗剤を数滴たらした表面活性剤入りの水を線路全体にスプレーしていきました。そして最後は木工用ボンドを3~5倍に水で薄めた「ボンド水」を付けていきました。

一晩経つとバラストが敷かれた線路が完成しました。ただ、ボンド水がバラストを持ち上げている箇所もあったりするので、ピンセットで枕木の上に着いたバラストを取り除いていきました。今回、ナローゲージの線路はNゲージのものを使いましたが、枕木の間隔がやや広くなったナローゲージ用線路もあります。これにしても良かったのですが、実際の尾小屋鉄道の写真を見て、普通の線路を使うことにしました。線路にはもちろんタミヤのカラースプレー「レッドブラウン」で塗装を施してあります。

そして今回初めて「自動往復運転装置」なるものをこの線区に使ってみました。オークションに出ていたものを購入、線路の終点箇所にダイオードを半田付けして、併せて線路の片側に切り込みをいれます。模型の動力車はこの部分を通り過ぎた所に停車して、決められた時間が経つと来た方と反対方向に走り出していきます。パワーパックに装置を繋いで、線路にフィーダーを設けたら完了です。実に優れた装置で、停車している時間も自由に設定できます。この装置のお陰でパワーパックでの前進後進の運転をする必要が無くなるわけです。手放し状態で駅から駅までの運転ができます。本来ならナローゲージだけでオーバル線路が敷設できると良かったのですが、スペースが厳しいので諦めざるを得ませんでした。この往復運転装置の導入でまた新たな運転シーンを楽しむことが出来るようになりました。自宅レイアウトは本線2線と機関区とヤード入れ替え線の運転。そしてこのナローゲージと同時に4線の運転が可能となりました。

☆本線に短い橋を作りたかったので、ここは無理やり河川にしてみました。                 本線の橋梁はエンドウ製のストラクチャーを切断して加工しています。

ナローゲージの魅力はスケールが80分の1で、本線の鉄道模型のスケールと同じであること。そして違う軌間の線路が共存して、走行シーンが見られることで大変立体的な運転が楽しめることにあるかと思います。しかもNの線路に80分の1の車両を走らせるために狭軌感が秀逸です。

自宅レイアウトは計画時点では本線は13mmゲージで在来線を敷設し、新幹線だけは16.5mmゲージで作っていこうと考えていました。そのためメインの駅ホームは「新幹線の米原駅」がモチーフとなっています。いつかは本線の外側線だけでも、第3軌条を敷設して13mmゲージの車両を走行させたいという夢は持っていますが、どうなりますことやら。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

HOナローの尾小屋鉄道ができました。

HOナローの鉄道模型を増設しました。

 このブログで紹介している鉄道模型のスケールは、80分の1がメインで16番ゲージ、線路幅が16.5mmの鉄道模型になります。 自宅の離れ約20畳に展開している自宅レイアウトもこの16.5mmゲージです。あとは80分の1で線路幅が13mmで狭軌感が秀逸の13mmゲージも少しだけですが線路を敷いて楽しんでいます。以前にこのブログで「ナローゲージ」について書いたことがありましたが、そのナローゲージの鉄道模型も走ることができる環境を作ろうと思い立ち、このほど手掛けてみることにしました。製品としてはトミックス製にHOナローの「猫屋線シリーズ」というものがあり、スケールは80分の1で、線路幅が9mmの軽便鉄道シリーズが各種発売されています。「HOナロー」と呼ばれています。既存の9mmゲージの線路がそのまま使えるのが大きな魅力です。

今から2年ほど前に、石川県小松市の「いしかわ子ども交流センター小松館」にある尾小屋鉄道の保存鉄道でもある「なかよし鉄道」を訪れてからナローゲージに興味を持ち、尾小屋鉄道のナローゲージ模型がトミックスから発売されていたので、まずこれを買って運転を楽しんでいました。

軽便鉄道の書籍は、この2冊を持っています。

ディーゼル機関車121形と客車、そしてキハ1形の気動車がラインアップされていて、どれも購入しました。そして車輪を金属製のパーツに交換し、機関車にはNゲージの動力ユニットを組み込み、気動車にも専用のNゲージ動力ユニットを取り付けて小さなレイアウトを作って走行を楽しんでいました。それはそれで運転も出来て楽しかったものです。

以前はこの小さなレイアウトでHOナローを運転していました。

自宅レイアウトのシーナリィ線区を拡大していくプランの中で、レイアウトの南側の建物が並ぶ部分の整理を始め出してから、ふとこの部分にHOナロー線を敷くことができないものか?と考えて今回の工作に繋がっていきました。

白川郷にあるような茅葺の古民家を「歴史民俗博物館」として終点にとます。
レイアウトの外側にパワーバックを置いて運転します。

まずはレイアウトに雑多に置いてあった建物ストラクチャーを全て取り除いて、地面部分を拡張しました。扇形庫近くまでを地面スペースとして、建物は後ろに持っていくことにしました。既存のカーブ部分の地面の高さに合わせて、新たに地面を作っていくことにしました。例によって35mmの角材をベースにして、厚さ10mmのOSB材を使って地面のベース作りをしていきました。また各建物は市販の情景建物のプラモデルで、80分の1より大きかったり、小さかったりしますが、そこは拘らずにそのまま手直しして使うこととしました。プラモデルの台座は全て外しています。地面に建物だけを置くとそれなりに以前より実感的になりました。以前に鉄道模型友人から頂いた白川郷にあるような茅葺の古民家は、「歴史民俗博物館」にしてトンネルの近くへと移動させました。

レイアウトにベースとなるOSB材を置いていきます。
こちらはターミナル駅に隣接する側になります。
ナローゲージの終点は「歴史民俗博物館」とします。

建物の大体の配置を考えたら、OSB材に建物照明を組み込むための10mm幅の穴を開けました。この穴を開けたOSB材は地面製作後も固定せずに、メンテナンス用に外せるようにしたいと思います。

これまでの地面と面一になるようにベースを作っていきます。

ここまで作業を進めていくと地面にHOナロー線を敷く舞台が出来てきたように思います。線区は自宅レイアウトの南端部にナローの駅を製作します。そこにはポイントを設置し留置線を作ります。HOナローは、建物を横目に自宅レイアウト本線の内側を通って終点の「歴史民俗博物館駅」へと繋ぐ路線としました。残念ながら周回はできず、行ったり来たりの運用となります。実際に小松市にある「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」で運営されている資料館や「いしかわ子ども交流小松館」にある「なかよし鉄道」のような「保存鉄道」にしようと思いました。

尾小屋鉄道風の汽車がのんびり走ります。
観光地区のナローゲージ保存鉄道として位置づけます。

車両の大きさが80分の1なので、本線を走る列車とのバランスがマッチしてなかなか面白い線区になりそうです。「鉄道ジャーナル」の1975年5月号に紹介されていた北陸本線の糸魚川近くあった「東洋活性白土」という会社の専用線に小さな蒸気機関車が走っていて、そのチビロコと一緒に写っているEF81の写真を思い出しました。ちなみに、この専用線の線路幅は600mmでナローゲージの762mmより狭い線路が使われていたようです。さてHOナローゲージの線路ですが、今回初めてイギリスのPECO社製品のフレキシブルレールとカーブポイントを購入しました。地面に合わせて手曲げで路線を作りました。大変精巧に出来ている線路で、ジョイント部分も精巧に作られていました。ポイントの転換部分もしっかりした動きで、このまま手動で使用することとしました。次にこの線路にタミヤカラーのレッドブラウンで塗装しました。いつものように塗装してからシンナーで線路上部を拭き取りました。ただ9mmゲージなので相当しっかりと塗料を落とさないと通電不良を起こしてしまいました。ポイントも同様で接点部にはマスキング液をたっぷりとつけてから塗装しました。

プラモデルを利用した街並み。いずれは建物に灯りを入れます。
蒸気機関車は以前にオークションで入手しました。客車はトミックス製猫屋線シリーズです。

現在は建物を仮置きして、HOナローの線路仮敷設を終わった段階です。ただナローゲージの模型運転の方が面白くて、もっぱら行ったり来たりの運転を楽しんでいる状態です。これまでに集めていた蒸気機関車2両も大変スムーズに低速から走るので見ていて大変楽しいです。今後は地面づくりと建物を加工して照明を組み込むこととナローの駅を製作していくことになります。建物の様子からこの部分は「観光地区」ということにしたいと思います。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

自宅レイアウトにナローゲージを増設しました。・

自宅レイアウト、シーナリィ線区の延長工事。

新しいシーナリィ付き線路を走る683系とEF65牽引のブルートレイン。
シーナリィ付きの線路を延長しました。

自宅の離れ約20畳に展開している自宅レイアウト。昨年は約1年がかりでシーナリィ付きの線区を製作しました。1つ出来上がるとまた次の所に気が行くようになります。シーナリィ線区の電気機関車区に向かう線路(長さ約1メーター位)にまた新たにシーナリィを付けていくことにしました。今回は6月8日に鉄道模型友人が4人自宅レイアウトに遊びに来てくれることになっている事もありそれまでに少し手を加えてみることにしました。自宅レイアウトのシーナリィ線区は山線をイメージしてあるので、基本的にはその山線の延長工事をすることになります。ただ設置してある組み立て式線路部になるので、組み立て式線路区間にシーナリィを施すことになり、板ベースから製作するのとは勝手が大きく違いました。

まずは山肌を表現するバック板を付けました。ベニヤ板に緑色のラッカースプレーで着色し、レイアウトボードに自立するように取り付けました。次に組み立て式線路をレッドブラウンの缶スプレーでこげ茶色に塗装しました。段ボールで覆いながらそのままで塗装しました。あとからシンナーで線路の上に着いた塗料を拭き取っていきました。これでイメージは出来上がりました。

次に山肌の基礎になる部分の骨組みをスタイロフォームと工作用紙を紐状にして作りました。今回はスタイロフォームを多めに使いました。熱線カッターで切りとり、専用接着剤で固定していきました。裾の部分は今回は厚紙を使って面一になるように覆うことにしました。線路の周辺や凸凹しているところには紙粘土を使って埋めていきました。

次は新聞紙を手のひらサイズに切って、薄いボンド水に浸してペタペタと貼っていく作業をしました。毎回行っている地面づくりの作業になります。乾いてから今度はキッチンペーパーにプラスターを溶いてボンドを加えたものを浸して貼っていきました。今回は薄いキッチンペーパーを使ったので破れやすかったです。やはり少し厚手のものが良さそうです。線路の間は木の端や紙粘土、厚紙等を使って埋めて行きました。今回は紙粘土を5袋位使いました。これで地面のベースは完成したことになります。

毎回シーナリィ製作の途中で現れる「雪景色」も今回は短い区間となりました。今回は時間がないので、雪景色での運転はしないで次の製作工程に移っていくことにしました。

そして次の行程として、線路にバラストを敷きました。毎回大変楽しみな作業です。まずは線路の上にバラストを大まかに撒いていきます。それから筆を使って、バラストが枕木の間に収まるようら作業します。作業のポイントは「バラストで枕木を隠してしまわない」という点になります。だいたい綺麗に撒けたなら、中性洗剤を数滴入れた水をバラストの上にスプレーをします。中性洗剤の活性作用で、あとから入れていくボンド水の染み込みが上手くいきます。ボンド水は木工用ボンドを水で3~5倍に溶いたものになります。後はボンドが乾燥するのに1晩おいておくことになります。乾いたらピンセットを使って、枕木に付いているバラストを丁寧に取り除いていく作業をします。乾いた後は冒頭の画像の様に、暫しの試運転を楽しみました。バラストを敷いたポイントの動きも大丈夫でした。

ここまで来たら後は山肌に草木を表現して、地面にも草木を表現する作業をしていくことになります。草木は以前にも紹介していますが、樹木のキットを使って沢山製作しなければなりません。6月8日のプライベート運転会までには出来そうもありませんが、準備はしていこうと思っています。新たなストラクチャーを製作して設置することもできます。一部分に短いガーダー橋を設置して、下に小川を作ることも良さそうに思います。製作途中に、あれこれと考えていくのが楽しいです。いずれはシーナリィー付き線区を増やしていって、ホーム部とヤード部にまで施工していきたいと考えています。レイアウト全体をシーナリィのあるレイアウトにしていくことが大きな目標になります。そこまでできたなら鉄道模型雑誌の「TMS鉄道模型趣味」が開催されている「レイアウトコンペ」に出展したいと思っています。これからも思いを巡らしながら楽しんで製作を進めていきたいと思います。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

2024年6月4日現在の工事区間。少し緑を表現してみました。
前回と同様に山肌の表現にはまた沢山の樹木が要りそうです。
新しいシーナリィ区間を早速試運転です。