「十二坊温泉ゆらら」での鉄道模型運転会

2025年2月に当プログの「お問い合わせフォーム」に鉄道模型の運転会のオファーがありました。湖南市にある「十二坊温泉ゆらら」様からで、4月26日(土)・27日(日)の2日間のイベントとして私の方での鉄道模型運転会の開催を依頼して下さったものです。その後、メールでやり取りをさせて頂いて運転会の準備を進めているところです。ゴールデンウィークにむけての温泉施設でのイベントになり、お客様の子ども連れさんも多そうです。子どもさん向けの体験運転をメインに行っていきたいと思いました。

メールのやりとりで頂いた会場の写真になります。

5メートル×7メートルの大変広い場所です。自分レイアウトは4メートル×6メートルなので十分設置できる広さがあります。

さっそく自分のレイアウトを30分の1のスケールで図面に書き出してみました。レイアウトの下には温泉施設のテーブルを沢山用意して頂く必要があるからです。なんとか14脚あればレイアウトが載せられることがわかってきました。テーブルの上に組み立て式線路を置いていきたいと思います。

そして2025年3月24日(月)に現地に下見に行かせていただきました。たいへん立派な温泉施設でキャンプ場もありました。食事スペースに買い物スペース、そして窯業体験施設もありました。湖南市観光協会様が運営されています。

例によって組み立て式線路で運転会のレイアウトを作ることになります。これまで自分が経験した運転会の知識を生かして、子どもさんに喜んで頂ける設定を考えていきたいと思います。基本はオーバルの複線線路を敷設して、内側線は展示運転用とし、外側線は体験運転用にしたいと思っています。

上の画像が線路レイアウトになります。30分の1スケールで描いてみました。レイアウトとベースになる長机との関係が大事になってきます。考えてみた結果、運転会場施設にあるテーブルを14脚使わせて頂くことにしました。

上の画像はテーブルの配置案になります。この机の上に組み立て式線路を組んでいく事になります。カーブの部分は余分にテーブルを使うことになってしまいます。実際に組み立ててみないと分からない点があるので「現物合わせ」の要素が大事になってきます。ちなみにテーブルの上に組み立て式線路を置くので、テーブルの高さが揃った高さでないといけません。この点が気を使う所で、高さに微妙な差があると工作板の切れ端を挟んで高さ調整することになります。

上の画像は運転会に使用する組み立て式線路一式になります。線路は高さ37mm長さ50mmから200mmで複線が敷設してあります。ヤードへのポイント部分を含んだ分岐線路も100mmの長さで作ってあります。これまでに自分が製作してきた線路になり、運転会の時には車に積んで行っています。結構な量になってしまい車に積み込むのも一苦労します。それに車両と電気関係、諸々を積むと車は一杯になってしまうわけです。今回、新たに700mmの線路を2つ製作しました。

上の画像の一番左が運転会の体験運転用のコントローラになります。電車でGO!というゲームのコントローラを改造して、鉄道模型のパワーパックにしたもので、オークションで購入しました。ワンハンドルなので子どもさんにも扱いがやり易く、かつ運転を教えるのもやり易い優れもののコントローラといえます。ハンドルを手前に倒せば力行運転し、奥に倒すとブレーキが掛かります。これまでにも体験運転に使ってきて好評でした。これまで子どもさんの荒い扱いにも耐えてきています。どうかまだまだ壊れずにいて欲しいと願うばかりです。

体験運転に使用する車両は子どもさんに人気のある「トーマス」とトイレールを改造して鉄道模型とした北陸新幹線W7系になります。1番奥に見えるのは、これも体験運転用に自分が改造して作った近江鉄道800形になります。どの車両も大変タフな車両で、子どもさんの運転で脱線転覆しても全く壊れません。正に体験運転用の鉄道模型には最適な車両といえます。

展示走行用の車両は、「十二坊温泉ゆらら」の近くを草津線が走っていることから、「草津線」と「琵琶湖線」にちなんだ車両を持参して展示運転をしたいと思っています。左からカツミ製223系1000番台、カツミ製221系、宮沢模型製117系、そしてトミックス製113系電車になります。

運転会をさせて頂く「十二坊温泉ゆらら」のスタッフさんとは、メールのやり取りで打合せをしている所です。もう4月になってしまったので、車両のメンテナンスと線路の手入れと補修、補充を進めて行き月末の運転会に臨むようにしたいと思っています。また当日をお知らせ出来たら良いなと思っている次第です。たぶん当日の2日間は大変忙しくしていると思われますので、しっかり記録も出来ないとは思いますので無理かもしれません。今回は公開運転会の舞台裏準備について綴ってみました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

上が今回の鉄道模型運転会の告知文書になります。ゆららのスタッフ様に製作して頂きました。

新春、運転会~レンタルレイアウト和さんにて

2025年1月3日(金)に県内の鉄道模型友人2人と新しくなったレンタルレイアウト、「ライブリースペース和」で運転会をしました。友人はエンドウのサフィール踊り子にE353スーパーあずさ、フリーランスのウエストエクスプレス銀河等を持ち込み、私の方は419系国鉄色、413系国鉄色、475系国鉄色やEF65PF牽引のシュプール号、E10牽引の旧客、お召1号編成等を持ち込みました。もう一人の友人は373系しなの、303系各種JR東海の編成等を持ち込んでいました。

2023年4月19日水曜日にレンタルレイアウト・プレオープン企画ということで、新しくオープンされた和さんから招待して頂き、当日の13時時から18時まで自分の車両を運転させて頂きました。以前に当ブログでも様子を上げていますのでご参照頂ければと思います。レイアウトプレオープンの約2年後となった今回初めて友人との運転会をオープン後にオーダーさせて頂いた次第です。

レンタルレイアウト前の駐車場スペースも以前は1台だけでしたが2台停められるように店の前を改造されていました。友人は車で行き、私は家の者に送迎を頼むことにしました。10時に到着すると、すでに友人は到着しており、店主さんに自分の模型ケースを2階のレイアウトルームまで運んで頂きました。HOゲージの車両は重いので大変助かりました。もう一人の友人は遅れて午後からの参加となりました。

レイアウトは以前のレイアウトに沢山のシーナリィとストラクチャーが加えられており、大変見応えのある素晴らしいものに変わっていました。ストラクチャーには室内灯が付けられており、街並みの街灯もカラフルに点灯するようにされていました。しばらくはこのシーナリィとストラクチャーを見させて頂き、店長さんから製作の話をお聞きしました。街灯などの配線作業等では大変ご苦労されたということでした。

コントロールボードはLEDランプによって開通路線が表示され、大変使い勝手の良いものです。運転椅子もゆったりと腰掛けられるものが用意されていました。かなり高級感があふれる運転席周りになっていました。ボードのメンテナンス対策として、透明ビニールシートを各コントロールボードに取り付けておられました。掃除と消毒の際に便利とのことでした。

友人の持ち込んだウエスト・エクスプレス銀河のフリーランス7両編成が快走しています。この銀河にはフリーで製作されたサロとサハシが組み込まれていてリゾート列車の雰囲気があります。カツミの旧製品を使って製作されています。

上の画像は友人のサフィール踊り子になります。素晴らしいエンドウの製品になり、大阪のエンドウ直売店で編成にされました。お宝の模型と言えそうです。

上の画像は私が持ち込んだ中村精密製のE10形蒸気機関車が牽く旧型客車になります。ヤフオクで入手したのですが、第3第4動輪にはフランジが無くリアルに作られていました。また走りも大変安定していました。

上の画像は右端を走るのは友人の373系「しなの」になります。快調な走りを見せてくれていました。

上の画像は左から友人のサフィール踊り子、E353系、私の天賞堂EF30の牽く旧型客車列車になります。

上の画像は天賞堂製のEF5861が牽くエンドウ製のお召し1号編成になります。お召し列車は、いろいろと罐を替えて運転を楽しめるのが良いところです。61の他にはEF8181やEF7036のお召列車牽引機を持ちこんで走らせました。

上の画像はエンドウ製のサフィール踊り子になります。長編成の最新電車は見応えがありました。

上の画像は素晴らしいストラクチャーの置かれた部分を走る、413系+475系の旧国鉄色の交直両用近郊形電車になります。413系は最近に中古で購入したものになります。

上の画像も同じ電車になります。可愛らしい街並みが良く映えます。

上の画像はレイアウトの奥に作られた街のなかを走るEF65 1000番台牽引の14系シュプール号になります。このシュプール号は、カトーの14系を塗り替えられたものをオークションでゲットしました。堂々の8両編成になります。かつてのスキー列車を思い出させてくれます。

上の画像はレイアウトを快走するE353系になります。JR東日本のスター的特急電車を走らせてくれていました。

上の画像はレイアウトを快走するフリーのウエストエクスプレス銀河7連になります。屋根が紫色と初めて知りました。大変美しい塗装を施されている電車と言えます。レイアウトを快走していました。

鉄道模型仲間3人で開催した運転会は、あっという間に17時になってしまい終わりの時刻となってしまいました。正に夢のような1日となり、鉄道談義にも花が咲きました。この場をお借りして「ライブリースペース和」さんの店主様にお礼を言いたいと思います。1日お世話になりまして、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

5インチゲージの運転会「秋の部」に行ってきました

今年の11月最初の連休、2024年11月3日(文化の日)に、昨年から毎回参加させて頂いているプライベートな5インチゲージの運転会にお邪魔させて頂きました。前日は大雨警報が出ていましたが、この日は朝から気持ちの良い晴天に恵まれ、屋外運転会日和となりました。主催されたオーナーさんに挨拶に行くと、今回はいろいろと動かれていて、忙しく準備をされていました。オーナーさんから前の日に線路の上に落ちた枯れ葉をほうきで払うように頼まれたので、私は喜んで線路の落ち葉払いをさせていただきました。自宅でもよくやっている落ち葉掃除の線路版です。レイアウトの1周約150メートルを固いほうきで作業させて頂きました。小石も線路の中に入っていたりして、運転前の線路点検(保線)をさせて頂くことができました。

やがてオーナーさんが接客準備等を終えられると、機関区に鎮座している大型ライブスティームの運転準備に移られました。この蒸気機関車は「マウンテン」と言う名前で、アメリカ型のD形機になり重さは150キロ以上あります。現在は鉄道模型部門を廃業されている大阪の「O.S.製」最大のライブスティームになります。オーナー様は毎回大変気さくに話して下さり、暖かなお人柄が魅力的な方です。広大な5インチと3.5インチ併用の線路を約150メーターに渡って敷設されています。レイアウトはガレージの中を通ったり、塀の間を通ったり、また樹木の間を通ったりと変化に富んだ路線で、勾配区間もあります。また線区の端には立派なターンテーブルのある機関区とトレーラー車両の留置線、そして屋根付きの大きな駅まであり、正に素晴らしい乗用鉄道模型の「ワンダーランド」を創造しておられます。

今回もこの素晴らしいマウンテンを運転させて頂くことができました。今回はオーナーさんに、石炭をくべる作業と火床を平らに整える作業、そして給水作業を教えて頂くことができました。運転操作面では走り出すときに「ドレイン」といってシリンダー内の余分な蒸気を排出する操作も教えて頂きました。オーナーさんの運転される列車にも乗せてもらいましたが、スピード感とメリハリがあり大変見事な運転でした。自分にとっては正に至福の時間を過ごせました。

今回の運転会に間に合うように、オーナーさんは手持ちの5インチゲージの蒸気機関車とディーゼル機関車をリニューアルされていました。リニューアルを手掛けられたのは、大阪和泉市のメーカー(TREAK CORPORATION)になり、以前の車両をレストアされて塗色も新たにしておられました。2両がジャンパ栓で繋がれ、動輪は6つとなり3両編成の客車を軽々と牽引していました。動輪数では「F級」機関車になります。自分も運転させて頂きましたが、2両のロコのスピード調整も全く同じで大変スムーズな走行を楽しませてもらいました。

また今回TREAK CORPORATIONさんは、去年は黄色のC形バッテリーロコを製作して持ってこられていましたが、今回は銚子電鉄のデキ3をプロトタイプとした5インチゲージのバッテリーロコを持ち込まれました。動輪が約80mmくらいあって大変大きく、バッテリー24ボルトで700ワット以上の出力が出せると話されていました。サイズ的にとても5インチゲージと思えない大きさでした。「速くはしりますよ」と言われて試走させて頂くと、正に実機を運転しているような感じになりました。車体を揺すりながら走る様は大迫力で速く、コントローラーのつまみをフルスロットルまで回すことはできませんでした。

そして今回の運転会では、初めて3.5インチゲージのライブスティームを見せて頂くことができました。持参された方の話では、イギリスのウェールズ保存鉄道で動態保存されている532mmゲージの蒸気機関車とのことでした。博物館に展示されるようなレベルの貴重な機関車とも話されていました。

3.5インチゲージは内側の線路。狭軌感が秀逸です。

これまで行った5インチゲージの運転会場や自分が譲り受けた線路はどれもデュアルゲージになっていて、5インチゲージの内側に3.5インチゲージが走れるようになっています。でもその内側を走る実際の鉄道模型を間近に拝見するのは初めてでした。素晴らしい作り込み、狭軌のリアル感に感動しました。なお牽引する客車は5インチゲージの車両となります。イギリスのウェールズ保存鉄道のゲージは日本の代表的ナローゲージ762mmより狭い562mmだという話にも驚きました。蒸気機関車の名前は「マウンテニア262」という形式とのことでした。日本でいう森林鉄道で、主に木材運搬に使われた蒸気機関車ということでした。煙を吐いて力お客さんを乗せ、力強くレイアウトを走行していました。

そして、今回は以前から所有されているN700系新幹線の中間車を2両増結されました。運転会を見せて頂いている時に車で2両が搬入されて、本当に驚くことばかりでした。その後、この新幹線は多くの子どもさん達を乗せて走っていました。次回は来年の4月29日昭和の日に開催予定とのことで、また参加させて頂きたいと思っています。

今回お招きいただきました運転会のオーナーさんをはじめ参加されたメンバーの方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。大変お世話になりましてありがとうございました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

5インチゲージの運転イベントに参加して

2024年10月13日(日)に京都府亀岡市にある「ガレリア亀岡」で行われた亀岡市社会福祉協議会主催のイベントで開催された5インチゲージ鉄道の運転会に出掛けてきました。運転会を開催されていたのは「保津川ライブスティームクラブ」のメンバーになります。亀岡市にお住まいで、ご自身はライブスティームの機関車や電動の新幹線やトーマスタイプの車両、足漕ぎ列車等を持っておられます。亀岡市からの運転会オファーを受けておられて、地元の亀岡市では「ミニ鉄道」として有名な方になっておられます。これまでクラブのメーリングリストで運転会を開催されているのは良く知っていたのですが、なかなか足を運ぶことができませんでした。今回は家内もガレリア亀岡に行って見たいということもあり、思い切って出掛けることにしました。

京都府亀岡市に運転場のある「保津川ライブスティームクラブ」には、2022年4月に一度だけ自分の5インチゲージを軽トラックに積んでお伺いしたことがありました。保津川沿いの広大な場所に大きな5インチゲージの運転場があり、1日自分の車両を存分に運転させて頂いたものです。以来、やはり滋賀の長浜からは亀岡は遠いもので以後1回も運転に行っていませんでした。

2022年4月保津川ライブスティームクラブの5インチゲージ運転場にて。

今回は愛車のジムニーで久しぶりに亀岡に行くことにしました。自宅を朝5時頃に出発し、北進して湖西を経由し小浜に抜けました。もちろん高速道路は使いません。ずっと里山を走って名田庄村を通り午前9時頃に亀岡市の会場に着きました。5インチの運転会場は既に線路の敷設も終わって、車両の試運転がされていました。家内はガレリア亀岡のイベントに行きました。かなり大きな施設で、大変賑わっていました。

良い天気に恵まれて戸外に線路を敷設され、薔薇の長いトンネルもあるレイアウトになっていました。会場では保津川ライブスティームクラブの会長さんやメンバーの方々にお会いすることが出来て良かったです。

線路が側溝を跨ぐので、厚めの板と木のスペーサーで高さを調整してありました。自分も新幹線の5インチ車両を運転させてもらい試運転をさせてもらいました。自分の車両とは違って4両編成の走行車両は最後尾の車両が動力車になっていました。前に3両を繋いで押して走るスタイルになっていました。お客さんは運転士の背中を見て乗車するのではなくて、前面の展望を十分に楽しむことができます。自分も今年の「おやべミニSLフェスタ」で考えていた方式でした。また機会があれば次回の運転会では「プッシュ式」の運転もやってみたいものです。

単線のオーバル線路の内側には列車が3本留置できる留置線が作られていました。1編成は実際に石炭を燃やして蒸気で走る「ライブスティーム」の蒸気機関車なので、給水や給炭に有効な留置線になっています。

子どもさんが手でハンドルを回すと走ることができる自走式5インチゲージも用意されていました。

新幹線の先頭車両を繋いだ編成になります。客車は3人乗りの車両が2両連結されていて最後尾の車両がコントローラー付きの電動動力車両になります。

こちらは先頭車両がトーマス風になっている編成になります。同じく3人乗りの車両が2両連結されています。こちらも最後尾が電動動力車になっています。どちらにも警笛を鳴らせるようになっていました。トーマス風の編成は発車ベルとSLの汽笛が鳴るようになっていました。速度は時速約10キロ位のスピードが出ていたように思います。運転していて結構速く感じました。

先頭車両にトーマス風のボディが付けられていました。自分の5インチゲージにも外観だけこのように作れば、子どもたちにも人気が出るのかもしれません。この件も、運客できる機会があれば試してみたいと思いました。ただし著作権のことがあり、トーマスのスタイルをそのまま使用すると問題があるようで、あくまでトーマス風として製作されたとお聞きしました。

レイアウトには薔薇のトンネルがありました。

晴天の下、長い薔薇のトンネルをくぐって走ります。薔薇が咲いている春などに運転会があったら、さぞ綺麗な薔薇のトンネルになっていたことでしょう。ちょうど良い素敵なトンネルがレイアウトにありました。乗っていた子どもたちはみんな笑顔になっていました。

今回のイベントを引き受けられた方が所有しておられるO.S.小川精機製のライブスティームの「フォルテ」。メンテナンスをしっかりしておられて、この日も終日快調に子どもたちの客車を牽いて走っていました。「ピーッ」という蒸気の汽笛も大変魅力的でした。いつかは自分もこんな可愛らしいライブスティームを所有してみたいものです。

終日良い天気に恵まれて、この日は832人の運客を記録されたようです。すごい人数に感動しました。お昼は主催者さんにお弁当とお茶を頂き、運転を交代しながら美味しく頂くことができました。客車2両に6人の子どもさんを乗せて運転させて頂いたことは今回が初めての体験で、緊張しながらも大変楽しい時間を過ごすことができました。この場をお借りして保津川ライブスティームクラブの方々と今回の運転会を担当された京都丹波鉄道様にお礼申しあげます。ありがとうございました。帰路も下道を亀岡から美山を通り小浜経由で帰りました。滋賀県のマキノあたりから木ノ本まで大渋滞に見舞われ、帰宅したのは午後8時すぎでした。マキノ高原での栗拾いがトップシーズンだったようです。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今年もミニSLフェスタinおやべ2024に参加しました!

雨に備えて電源収納部にはビニールシートをかけました。

2024年9月15日(日)と16日(祝)で富山県小矢部市にあるクロスランドおやべに行ってきました。「ミニSLフェスタinおやべ」に参加するためで、今回が2回目の参加となりました。今年の残暑も厳しくて、何と直前まで喉風邪をひいていました。あまりにもしんどかったらイベントも見送るつもりでしたが、何とか風邪もひどくならずに参加させて頂くことができました。

ジムニーに積んでいきます。

今回も富山までの北陸旅行となったわけで、家内も同行することになりました。私がミニSLフェスタに参加している間、家内は今回も車で自由に富山観光を楽しんでいました。宿は今年は砺波市の「パークイン砺波インター」を取りました。

今回も5インチゲージ車両3両を愛車ジムニーに積んでいきました。去年に車載用のキャリアを作っておいたので、全く安心して運ぶことができました。今年は車載用のキャリアにグレーで塗装しておくことができました。また今回のイベントに向けて自分の5インチゲージに少しだけ手を加えてみました。それは「汽笛」を装備したことです。去年は乾電池でブザーを鳴らしていましたが、全く聞こえずにダメでした。今年は春の蓮華寺運転会で知り合った5インチゲージを製造販売している方から、12Vのバッテリー電源でなるホーンとスイッチ類を購入して製作していました。自動車用のホーンを使ってボタンスイッチとヒューズを介してバッテリーの1つに繋ぎました。やはり12Vの音なのでびっくりする程の大きな音が鳴るようになりました。これで機関車の「汽笛」らしくなったように思います。自分的には残音のあるエコーのかかったような音を想像したのですが、普通のクラクションの音でした。でも電池のプザーとは雲泥の差がある音に満足していました。では2日間の様子を振り返ってみることにします。

1日目。早朝5時30分に自宅を出発して北陸道を北に向かって走りました。積み込んだ5インチゲージの車両も、乗せる板を製作して、車両をロープでしっかりと固定したので大変安定して運搬することが出来ました。運転の視界も去年より良好でした。途中、休憩をしながら小矢部インターには8時30分過ぎに着くことが出来ました。渋滞らしい渋滞もなく少し早めの到着となりました。会場に着いて、受付を済ませてから5インチゲージ車両をヤードに降ろしていきました。電源も入って、駆動系も大丈夫で安心しました。9時40分から打合せがあり、諸注意事項の連絡がありました。10時より開会式が出発線エリアで行われました。可愛らしいキャラクターも居て、和やかな雰囲気の中1番列車が汽笛を響かせて、たくさんのお客さんを乗せて発車していきました。今年は早々に出区して、2番列車としてスタートしました。初回のお客さんは大阪から南砺市に里帰りされていたお父さんと2歳の息子さんでした。1年振りの常設コースの運転を楽しませてもらいました。その後は列車が込み合ってきたので600メーターある特設コースに転線してロングラン運転を楽しませてもらいました。次のお客さんは小学生の男の子が一人で乗ってくれました。機関車の調子も良くて快適な運転を楽しませてもらうことができて良かったです。お昼前にヤードに戻ってお弁当を頂きながら休憩です。午後から気温も上がって猛暑になり、今年もドリンクホルダーが大活躍でした。午後は2時くらいから物凄い雨になってしまいました。車両を用意して来たシートで覆って、3時には雨も止んでいましたが。4時前にまた大雨がふるというのでこの日の運転は切り上げました。その後は宿に戻って大雨の中、海鮮の夕飯を食べに出ました。今年の宿には夕方からはウェルカムドリンクがあり、また大浴場があったので雨で濡れた身体をさっぱり出来たので良かったです。

開会式前の様子。今年は2番列車で出区。
見事な485系雷鳥。
ドクターイエローもお目見え。
秩父の電機も登場。
北斗星のDF200版も登場。
お昼はお弁当を頂きました。
初日の午後は大雨になってしまいました。
夕食は富山の美味しい海鮮三昧。

2日目。宿で朝食を取って、8時30分にはクロスランドに着きました。雨に濡れたブルーシートを外して、晴天の元10時から運転をスタートさせました。バッテリーの容量も十分でパワーダウンすることもありませんでした。特設コースの方で初日より多くの親子連れさんに乗ってもらいました。途中で客車を先頭にして後押ししてみようと思い連結部を触っていて、結局変更せずに次の親子連れを乗せて牽引していたら、何と後ろからケラケラと笑い声が。振り返ると連結のボルトが外れて走行中に車両開放事故?が起きていました。慌てて機関車を停めて客車を曳いて連結しました。ボルトのナットが緩んで抜け落ちていたのが原因でした。乗客親子にはお詫びをしてまた運転を再開しました。やはり「安全第一」を肝に命ずる一件となりました。その後、昼食のおにぎり弁当を美味しく頂きました。2日目は遠方からの模型愛好家も多いので、午後から撤収をされている方が多かったです。自分も3時くらいに車両を撤収させて頂きました。主催者にお礼を言ってクロスランドおやべを後にしました。途中、福井市に立ち寄って美味しいおろし蕎麦を食べ21時には帰宅できました。今年は初日雨に見舞われたものの、2日目は晴天の中で5インチゲージの運転を堪能させて頂くことができました。ミニSLフェスタの関係者の方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。2日間お世話になりありがとうございました。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今年は12ボルトのホーンを取り付けました。ロゴの左にスイッチを付けています。
ライブスティームも数多く参加していました。
クロスランドおやべ常備の車両たち。
5インチゲージの祭典に参加してきました。
帰りの福井市「やすたけ」の蕎麦は絶品でした。