GMRC岐阜鉄道模型クラブの運転会

2023年5月3日(水)にGMRC岐阜鉄道模型クラブの運転会に行ってきました。自分のフェイスブックで繋がっている同クラブの会員の方のお誘いを受けて、今回初めてお邪魔することができました。場所は岐阜市東部コミュニティーセンターの大集会室でした。学校の体育館くらいの広い場所に大変大規模なレイアウトが組まれていて、まずはその大きさに驚きました。尾張旭で自身のクラブの運転会をされている鉄道模型友人も来られていて、会の方から譲り受けられたカツミ製品の名鉄8800系を、なんと中間車までペーパーで新たに作られていて、今回に合わせて見事に完成されていました。大きなレイアウトにはところどころにシーナリィも作られていて、今自分がやっているシーナリィ製作の参考になりました。素晴らしい模型を見せて頂いたり、鉄道談義もさせていただいたことで大いに良い刺激をうけた運転会でした。

名古屋に住む鉄道模型友人は地元の名古屋鉄道の模型をペーパーで製作されています。この8800系はカツミ製品で、岐阜鉄道模型クラブの会長さんから譲り受けられました。先頭車2両でしたが、何と中間車をペーパーで製作されたのです。この日の朝3時までかかって製作されていたようで、その熱意に感動しました。そして先頭車の座席も新たに作られていてまたまた驚きでした。模型を譲られた会長さんも関心しておられました。モデラーの心意気みたいなものを感じました。本当に素晴らしい模型でした。

この車両は私を運転会に招待して下さった方の名鉄モ512になります。線路を見比べて頂くとよく解りますが、右の線路が16.5ミリそして左の線路は13ミリになります。トミックス製品を13ミリゲージに改軌されていました。やはり日本の鉄道の多くは狭軌であり、80分の1の鉄道模型には13ミリゲージがしっくりきます。改造の仕方も教えていただきました。

レイアウトの中に組み込まれていたロックシェードのストラクチャー。自分のレイアウトにも同じようなロックシェードを製作していて、汚し方の参考になりました。屋根の上の草むらの表現や柱の下の草むらの表現も大変参考になりました。

運転会の中で気になったのが、この特急「燕」でした。牽引機はC53形蒸気機関車で客車はダブルルーフ(屋根の形状が2段になっている戦前のスタイルです)の車両でした。自分は所有していませんが、憧れの模型となっています。たいへんスムーズに走行していました。

最後は自分もキットを組んだことのあるホビーモデル製品のED30です。このクラブのメンバーも組まれていました。大変綺麗な塗装と屋根上機器の丁寧な作り込みに関心しました。動力は少し音が大きなトラクションモーターだったので、いつかはスムーズなMPギアを組み込みたいと思っています。モーターを入れるスペースが大変狭いので工夫が要りそうです。この機関車は交直両用の電気機関車で米原~田村で試験的に使用された試作機になります。1両しかなくて私の好きな凸型スタイルの機関車です。

運転会でお会いした皆様、素晴らしい鉄道模型を見せて頂きましてありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。