2024年4月6日(土)に13mmゲージ同好会の運転会に行かせてもらいました。この日は夏を思わせるような暖かな日となりました。長浜を朝7時代の新快速で新大阪まで車窓の桜を楽しみながら行くことができました。新大阪からは地下鉄で堺筋本町を降りると運転会場の大阪区民センターに到着しました。久しぶりに会う方が多く、しばらくは談笑を楽しみつつ、今回持ってきた13mmゲージの車両を出させてもらい線路に置かせて頂きました。
今回は手持ちのC59形蒸気機関車と10系客車とで寝台急行「安芸」を再現しました。食堂車を含む11両編成を大きなレイアウトで走らせて頂きました。ホームの直線部分で何故か第一動輪が脱線してしまうというトラブルに見舞われてしまいました。他の所は難なく走行しているのに、ホーム横を通過する時に、決まったところで脱線が生じました。線路を点検しても全く異常はありません。主催者の方にもチェックしてもらいましたが、原因が解りませんでした。だましだましの走行を続けていくと、ややスピードを上げると無事に通過することが解り、その後はややスピードを上げて周回させてもらいました。今回の運転会に準備していた寝台急行「安芸」がレイアウトを快走してくれて安心しました。
私の友人も、今回の寝台急行「安芸」に合わせて、カトー製のEF58を13mmゲージに改軌してくれて持参してくれたので、罐を替えての運転も楽しむ事ができました。これで今回のミッションは完了したことになります。大きなレイアウトをゆっくりと走っている様子を見ていると満足感に浸ることができました。2日目は地元の神社大祭があり参加できませんでしたが、当日撮り溜めたビデオ動画を見ては楽しませて頂いております。
自分としても、とりわけカトーのEF58が2両あるので、その1両を13mmゲージに改軌したいと考えています。改軌のやり方は、割とシンプルで簡単とのことでしたが、先台車の車輪の加工が一番大変だとお聞きしました。詳しくお聞きできたので、手元のEF58を改軌したいと思っています。今回、寝台急行「安芸」仕様にとカトーのEF58を持参してくれた友人の罐の下側が次の画像になります。
今回は1968年当時の寝台急行「安芸」を仕立ててみました。この頃の食堂車にはまだマシ38が使われており、次の年くらいからは10系のオシ17に変えられています。友人はこの日、改軌したカトーのEF58と一緒に、このオシ17が入ったもう一本の「安芸」を持って来ておられました。58が牽引する10系客車は良く似合いました。自分の編成の先頭にも立たせてもらい、糸崎から東京までの電化区間を走行していた姿も再現することが出来て楽しかったです。
今回、実は荷物車のマニ36(実際は寝台急行「安芸」にはマニ32かカニ38という荷物車が使われており、このマニ36は使われていません)にエンドウ製の13mm用MPギア電動ユニットを組み込んでいました。というのも自宅の13mmゲージレイアウトでは半径が小さいためか、C591両で編成が引き出せず、動輪が空転してしまったからでした。動力ユニットをそのまま天賞堂のマニ36に付けて補助動力車にしていました。C59ともうまく強調して走ってくれていました。しかしながらこの十三クラブさんのレイアウトは大変緩いカーブで、C591両だけで走行ができました。その時にと用意した天賞堂製プラスティック製マニ60を繋いで周回させることが十分できたわけです。ただ、このマニ60の車輪に不具合があって、途中で脱線したりしてしまっていたので、また動力付きのマニ36で走行させていました。そしてC59161の大きな間違いが当日になってクラブの方の指摘で判明したのです。もともとC5952号機だったので、テンダーの形状が戦前型でした。161号機は戦後型の船底テンダーだったのです。また大失敗をやらかしてしまいました。テンダーをじっくり観察することが不十分な結果となってしまったわけです。幸いなことに家に天賞堂のC59戦後型があったので、帰宅後早速テンダーを交換してみました。教えて下さった先輩には感謝している次第です。運転会では自分より遥かに模型歴が長い先輩方がおられて、毎回いろいろと教えていただけるので良い勉強になります。そして如何に自分の知識に沢山の間違いがあったかという事実を知らされることになります。そしていろいろな模型作りのアイデアも教えて頂くことができます。何よりまた新しい鉄道模型友人ができることが嬉しい事です。この運転会で知り合わせて頂いた方も、自分のレイアウトを見たいと言って下さった方がおられたことが嬉しかったです。本当につたないレイアウトで16.5mmゲージですが、皆さまのお越しをお待ちしております。
運転会にお招きいただいた十三クラブの皆様、そして当日お会いできた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。お世話になりまして、ありがとうございました。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。