良き国鉄時代No.55~未掲載の写真から~

今回の「良き国鉄時代」は、1974年から1977年にかけて撮影した写真になります。自分は中学2年生から高校2年生の時期で、どれもつたない写真ばかりではありますが、良き国鉄時代を振り返って頂けたなら幸いです。それから毎回書いていることですが、車両の形式等についての記述に誤りがあるかもしれません。このブログでは懐かしい写真を楽しんで頂くことが主なので、どうぞご容赦頂きたいと誠に勝手ながら思います。ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。では早速懐かしい写真を紹介させていただくことにします。

上の画像は、1976年に東海道本線の醒ヶ井~米原間で撮影した485系交直両用特急形電車による富山発名古屋行きの特急「しらさぎ」号になります。この撮影ポイントは米原を出て大きくカーブするところで、以前に紹介した東京行きのブルートレインを早朝に撮影した場所です。字だけのトレインマークは個人的に気に入っていました。

上の画像は、1976年に東海道本線の醒ヶ井~米原間で撮影した381系直流特急形電車(機械式振り子電車)による大阪発長野行きの特急「しなの」号になります。この撮影ポイントは米原を出て大きくカーブするところで、以前に紹介した東京行きのブルートレインを早朝に撮影した場所です。振り子式電車で、車体が内側に傾いている様子が良く解ります。

上の画像は1976年に東海道本線の醒ヶ井~米原間で撮影した489系交直両用特急形電車による名古屋発富山行きの特急「しらさぎ」号になります。冒頭の2枚を撮影したポイントの線路を挟んで反対側から米原に向かう上り列車を撮影しています。大形のヘッドマークが字だけで好ましかったです。この頃の特急電車にはグリーン車の他、食堂車も繋いでいました。形式はサシ489形で、後々北斗星やトワイライトエクスプレスの食堂車に改造されて活躍しました。同様にサシ481も寝台特急の食堂車に改造されました。形式はスシ24でした。

上の画像は1977年に北陸本線の長浜~虎姫間で撮影した475系交直両用急行形電車による米原発敦賀方面行きの普通列車になります。この2M1Tの3両編成が2編成繋げられた編成は、米原~金沢を結んで走っていた急行「くずりゅう」と同じ編成でした。この電車は各駅停車の普通列車で、写真のヘッドマークは無地になっていました。

上の画像は1977年に北陸本線の長浜~虎姫間で撮影した489系交直両用特急形電車による金沢富山方面行きの特急電車になります。ヘッドマークが雪で隠れてしまっていて列車名は解りません。おそらく「しらさぎ」ではないかと思われます。

上の画像は、1975年に北陸本線の虎姫~長浜間で撮影した581系交直両用特急形寝台電車による特急「しらさぎ」富山発名古屋行きになります。博多と名古屋を結んでいた寝台特急「金星」号の間合い運用として名古屋から富山に1往復だけしていた「しらさぎ」になります。

上の画像は、1976年に東海道本線の米原~醒ヶ井間で撮影した14系寝台特急「さくら」号、長崎・佐世保発東京行きになります。夏場だとこのブルートレインは米原付近でも撮影可能でした。5時35分頃に東京に向けて走り去っていきました。この時の牽引機は東京機関区のEF65形500番台直流電気機関車でした。

上の画像は、1976年に東海道本線の米原~醒ヶ井間で撮影した東京発大阪行き寝台急行「銀河」号になります。20系で運転されており、最後尾はナハネフ22が繋がれていました。牽引機はEF58直流電気機関車でした。

上の画像は、米原駅で撮影した新潟発大阪行き寝台特急「つるぎ」号の電源車カニ21になります。この駅で田村から牽引していたDE10が離されて、牽引機はEF58に替えられることになります。残念ながら58の写真は出できませんでした。おそらく機関車がホーム端からずいぶん前に飛び出して連結されていたためと推測します。撮影するにもできなかったのでしょう。

上の画像も「つるぎ」号のカニ21になります。駅員さんが連結器の開放テコを操作されているようです。これは北陸本線の田村駅で撮影したものと思われます。

上の画像は、1975年に北陸本線の田村駅で撮影した青森発大阪行き寝台特急「日本海」の電源車カニ21になります。

上の画像は、1974年に撮影した上り大阪行き寝台特急「日本海」が北陸本線の田村駅を発車していくシーンになります。20系寝台客車で運転されていました。この緩急車はナハフ20形を寝台車に改造したナハネフ20形になります。改造車両で定員が少なかったこともあり、運用上も不便であったことから1975年に形式消滅したようです。廃車の1年前に撮れた貴重な写真といえそうです。

上の画像は、1975年に未明の米原駅で撮影した寝台特急「つるぎ」号が発車していく様子になります。20系の寝台客車ですが先頭には美しい米原機関区所属のEF58形直流電気機関車が立っていました。先ほども書きましたが、先頭に立つEF58形直流電気機関車はホームから離れて停車していて撮影できなかったと思います。当時は牽引するEF58形電気機関車の前面には、白地に剣山のデザインが施された「つるぎ」のヘッドマークを付けて運転されていました。写真が無いのが残念でなりません。今回の投稿は以上になります。まとまりの無い投稿で申し訳ありませんでした。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

EF58が牽引する20系寝台急行「銀河」になります。イメージです。