名鉄の部品販売会~2009年頃から~

今から10年以上前の話になります。その頃、中学生だった息子が名古屋鉄道が大好きで、休日には親子で名鉄1日乗り放題切符を使って名鉄の乗り鉄を楽しんでいました。その時の様子もこのブログで記事に書いているので、併せて見て頂けたらと思います。息子が名鉄を好きになったきっかけは、「パノラマカー」だったことを後で教えてもらいました。そういえば小学生の頃にトイレールのパノラマカーを気に入っていたのを思い出しました。中学生になるとトイレールからリアルなNゲージ鉄道模型の方に進んでいきました。ベニヤ板2枚の上にカトー製の線路を敷いて、レイアウトを作り自分も一緒になって遊ばせてもらっていたものです。今でも当時コレクションしたNゲージの名鉄の鉄道模型は大切に残してあります。私はあまり私鉄には興味を持っていなかったので、当時の「名鉄」は新鮮に感じていました。大学時代を名古屋で過ごしたので、名駅などで車両を見る機会はよくありました。当時はほとんどの名鉄電車は「スカーレット」という赤色一色に塗られており、特徴的なカラーリングの電車でした。その頃に名鉄のホームページで知ったのが、「名鉄部品販売」という実車の部品を購入できるイベントでした。はじめて部品販売会に行ったのは、2009年の12月に犬山遊園駅東口で開催された時でした。受付時間前には駅まで行って長い行列に並びました。皆さん名鉄の部品を求めて、遠方からも来られているのが会話から解りました。受付で札をもらうと番号が書いてあり、内覧会の順番を示していました。なかなか若い数字を引くことができなかったのを覚えています。まずは内覧会に入って部品をチェックしておき、2回目に入場した時には購入できることになります。名鉄電車の実物部品の人気商品にはすぐに「売約済み」の札が付けられてしまっていました。息子共々大変ワクワクしたイベントでした。併せてこのイベントで当時随分と散在してしまっていたのを覚えています。

一番上の画像は2010年12月13日に名鉄犬山遊園駅の東口で行われた「部品販売」で展示されていた部品になります。7000系パノラマカーのヘッドマークや7700系のヘッドマークに札差し等がところ狭しと展示されていました。これらは会場でオークションが開催された大変価値のある物になります。パノラマカーの「逆富士」と呼ばれたヘッドマークは確か30万以上の値段になっていたように思います。庶民には参加できないオークションでした。上の画像は部品販売会で購入した5300系、モ5401の前面上部にあった行先表示灯になります。しばらくは自宅の洋間のカウンターに置いていました。

上の1000系パノラマスーパーの座席は、2010年の部品販売で購入したものになります。宅配してもらいましたが大変大きく重たいので部屋への設置に苦労しました。今は自宅レイアウトルームに置いて実際に使っています。

上の画像は2011年の部品販売で出品されていた部品になります。7000系パノラマカーの運転席部ドアにヘッドライト、ヘッドライトカバー等が並んでいました。見ているとどれも欲しくなってしまいました。

上の画像も2011年のものになります。名鉄電車6000系、7700系等の前面貫通扉に掲げられていた大形の行先表示板です。自分もこれまでにパノラマカー用と併せて4枚程購入していました。1枚はだいたい1万5千円位していました。

上の画像も2011年のものになります。こちらは1000系パノラマスーパーの先頭車の前面の部品になります。そして1000系のマスターコントローラーも当時沢山出品されていました。

上の画像も1000系パノラマスーパーの行先表示の部品です。この部品も1つ購入しました。自分で家庭電源100ボルトでも動くように配線しています。

名鉄部品販売会で入手した1000系の行先表示。

上の画像は警笛ペダルと新旧の検電アンテナになります。ちなみにこの検電アンテナは新型を購入しています。後にオークションで旧型も入手しました。両方とも今は自宅レイアウトルームに置いてあります。

上の3つの画像は2011年6月25日の部品販売になります。この時は引退が近かった5300系、5700系セミパノラマカーの部品が沢山出品されていました。この時には息子が整理番号の若番を引き当てたので、一番上の5300系のモ5401の前面行先表示器を購入しました。今は離れ2階の部屋に置いています。こちらも家庭用電源100ボルトで動くようにしています。専用のコネクターをヤフオクで購入して100ボルトに繋ぎました。赤い製造銘板もこの時に購入しました。小さいのに高価だったのを覚えています。

名鉄部品販売で購入した5300系、モ5401の前面表示。

上の画像は2012年12月10日の部品販売で入手した運転士用のスタフ差しになります。実際に使われている物で結構高価でした。持ち帰ってから、以前入手していたスタフを入れ、時計は手持ちの懐中時計を差し、運転概況表はパソコンでそれらしく作成して入れてみました。リアルに仕上がったと思っています。

名鉄部品販売とヤフオクで入手した検電アンテナには、ボディカラーと同じスカーレット色で台を作って展示できるようにしました。かなり大きいですが、レイアウトルームの隅に置いており、遊びに来られた方の注目を集めています。以上、今回は名鉄の部品収集を取り上げてみました。こうしてみると名鉄の部品に、かなり散財しているとつくづく思います。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。