良き国鉄時代㉓~敦賀駅撮り写真から~

良き国鉄時代のシリーズ。今回は1975年に敦賀駅で撮影した写真の特集です。敦賀と言えば今や北陸新幹線が来春3月16日に開業するので今時の話題に上がっている駅です。NHKの番組「ブラタモリ」でも紹介されたので、ご覧になった方も多いことと思います。新幹線駅の建物は12階建てのビルに相当する高さだそうです。敦賀へのトンネルは国道8号と北陸自動車道、北陸線が通っているので、最後にできた北陸新幹線のトンネルは一番上に作らざるを得なかったらしいです。新幹線ホームの下には大阪や名古屋を結ぶアクセス特急に替わろうとしている「サンダーバード」と「しらさぎ」の乗り換え専用ホームも出来ているようです。1975年当時は湖西線が前年に開通しており、大阪から北陸方面への優等列車は湖西線経由でした。トレインマークはまだ字だけもので、3年後からイラスト入りのヘッドマークになっています。

上の画像は敦賀駅4番ホームに停車中の485系交直両用特急形電車による特急「雷鳥」になります。151系(20系)直流特急形電車の先頭車と同じようなデザインのボンネットスタイルは特急形にふさわしい流線型のものでした。トレインマークは漢字で雷鳥と描かれていて素敵でした。クリーム色のスカートに赤いひげは「交流」を示しています。交流50Hz、60Hz両用の485系のデザインといえます。鉄道模型でも、もちろん所有していて、先頭車はこのボンネットスタイルとゲンコツスタイルの非貫通タイプの両方を持っています。トミックス製とカツミ製になります。

上の画像は福井方面から敦賀に到着しようとしている485系交直両用特急形電車による特急「雷鳥」になります。スカートの赤いカバーが無く、自動連結器が剥き出しになっている姿です。北陸本線でボンネットタイプ全盛期の頃でした。

上の画像は同じく485系交直両用特急形電車の特急「雷鳥」になります。こちらは貫通タイプの先頭車が使われています。581系交直両用寝台特急用電車から始まったこの「顔」になります。貫通扉は先頭車同士を連結するために作られた設備で、扉の中には幌があります。連結すると乗客は行き来ができるようになっています。実際に貫通扉が使用されて併結運転されていた例はごく稀なものでした。自分は冬季に臨時列車として大阪~信州方面へ走っていた「シュプール号」で、485系と583系が併結されていたのを見たことがあります。

上の画像は同じく485系交直両用特急形電車の特急「雷鳥」になります。こちらの先頭車はクハ481-300になり、非貫通タイプの先頭車です。貫通タイプは厳寒期には運転台にすきま風が入って寒かったようで、その改善策として登場したものと思われます。鉄道ファンの間では、顔がお米を炊く電気釡に似ているところから「電気釜」という愛称が使われていました。

上野の画像は485系交直両用特急形電車の特急「しらさぎ」になります。先頭車は貫通タイプのようです。この特急電車は中京圏の名古屋と金沢・富山を結んでいた特急でした。米原を経由している特急で、新幹線から利用する乗客も多かったようです。湖西線開業で特急「雷鳥」「白鳥」等が湖西線経由となった中で、米原で見ることができたのは良かったです。

上の画像は581系交直両用寝台特急用電車の昼間運用の特急「しらさぎ」になります。以前に特急「金星」の特集で詳しく紹介していますが、名古屋~博多を結んでいた寝台特急「金星」の運用の狭間で、座席特急として名古屋~富山を結んでいました。大変働き者の特急電車でした。この写真は敦賀駅を出て撮影ポイントを歩いて探している最中に撮った写真と思います。

上の画像は581系特急「しらさぎ」を撮影した同じ場所で撮影した485系交直両用特急形電車1500番台による特急「白鳥」になります。自分も高校の修学旅行で青森からここ敦賀まで乗りました。大阪と青森を結んでいた正にロングラン特急でした。鉄道模型でも、この先頭車を特徴とした485系1500番台を宮沢模型製で先頭車だけ2両所有しています。カツミ製でも485系は持っているので、先頭車だけを1500番台に替えて雰囲気を楽しんでいます。この485系1500番台は北海道の特急用として作られた特急形電車で、日本海縦貫線を走る特急「白鳥」で試験的に使われていました。のちに北海道で特急「いしかり」としてデビューしています。

上の画像は485系交直両用特急形電車による特急「北越」になります。この「北越」というネーミングは珍しい愛称に思えました。当時、大阪と新潟を上りと下りで一本ずつ運転されていたロングランの特急でした。下りは大阪14時発で新潟には21時27分に到着していました。上りは新潟を8時5分に発車して、終点の大阪には15時40分に到着していました。当時の電車特急は11両か12両編成で組成されて、食堂車1両にグリーン車が2両繋がれた豪華な編成でした。

最後は475系交直両用急行形電車による快速電車になります。急行「くずりゅう」と共通の運用で6連での運用でした。急行と同じようなヘッドマークが素敵でした。鉄道模型でもトミックス製で急行「ゆのくに」を組成して楽しんでいます。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

自宅レイアウトの山線で離合する国鉄形特急電車485系。トミックス製品。