STMC滋賀鉄道模型愛好会の運転会史④最終回

青春21文字イベントでの運転会

過去の「STMC滋賀鉄道模型愛好会」が公開運転会を行ってきた記録を、当時の自分のブログ記事を再掲して振り返っていきます。この愛好会との出会いが無ければ、自分の鉄道模型趣味の充実は無かったと思っています。ではさっそくこれまでの主な運転会の様子を、当時の紹介プログ記事と一緒に見て頂くことにします。今回は、まずは2016年12月10日(土)から11日(日)の2日にかけて行われた「つるが鉄道フェスティバル」のイベントからです。前日の午後から仕事を休んで、自分の車に運転会道具一式を車に満載して敦賀に行きました。夕方に敦賀港近くにある「敦賀きらめきみなと館」に着きました。大きな会場には自分たちの展示スペースが明記されていました。5メ―トル×8メートルの大きな場所で、まずは長机をカートで運んで組み立てました。なかなかの重労働で冬場なのに汗だくになってしまいました。

つるが鉄道フェスティバルの展示レイアウト。
体験運転も行ないました。

机の上にはベースとなるコンパネを敷き詰めて、その上に紺色の敷き物を敷いていきました。それから組み立て式線路をセットしていきました。組み立てが終わると配線作業をしていきます。線路に電気を流すための大事な作業になります。それぞれの線に1つずつのパワーパックを使います。電気関係が終わるとやっと試運転をします。それぞれの線路に電気機関車を走らせて、不具合がないかチェックしていきます。ここまで来たら持参した北陸線関係の車両を箱から出して、ヤードに並べていくわけです。これで運転会の準備が完了したことになります。終わったのが午後9時になってしまっていました。毎回思うことですが、運転会のセッティングが大変面白い作業といえます。会場によっては、現物合わせで線路を足したり頭を使いながら作業していくのが楽しいです。

最大規模のレイアウトでの運転会になりました。
2日間に渡り多くのお客さんに楽しんでいただけました。
今は自宅固定式レイアウトに組み込まれている扇形庫。

金曜日の午後から準備にあたり、夜9時に設営完了しました。久しぶりに、フルスケールの運転会になります。敦賀にちなんだ列車を走行展示予定です。

あいにくの雨模様でしたが、多くの親子連れに来てもらえて盛況でした。私たちのブースも『じゃりちゃん鉄道』さんにカメラカー体験運転の用意をしていただき、子どもたちに人気でした。走行展示車両は北陸線関係に限定させていただきました。今日も9時から4時までありますので、よろしかったらお立ち寄りください。お待ちしております。

つるが鉄道フェスティバルでは、愛好会のレイアウトとしてはフルスケール規模の大きさでの運転会でした。2日間にわたり、沢山の子ども連れで賑わいました。ちなみに北陸新幹線が敦賀延伸開業する今年の3月16日~17日にも「つるが鉄道フェスティバル2024」が開催されます。鉄道模型走行会は「じゃりちゃん鉄道」さんが出展され、自分も運転会のお手伝いをさせていただく予定で楽しみにしています。

窓から湖西線堅田駅がよく見えました。
江若鉄道の写真展示も見応えがありました。
湖西線を走っていたトワイライトエクスプレスが快走。
4線のヤードは短くして設営していました。

上の画像5つは平成31年3月21日~24日に大津市の堅田駅前にある江若交通(株)本社ビル5階で開催された「江若鉄道廃線50年写真展と鉄道模型走行会」の様子になります。会場が5階だったので、機材の搬入にエレベーターを使わなければならず、結構大変な搬入と搬出だったのを覚えています。元江若鉄道に勤めておられた方も来られて、話を聞くことができ大変充実したイベントでした。

3月21日から24日まで開催されたイベントが無事に終了しました。このイベントに参加された皆様、来場して下さった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。大変内容の濃い良いイベントになったと感じています。あらためて「鉄道」を通した人と人との繋がりの大切さを実感しました。ありがとうございました。

滋賀鉄道模型愛好会(STMC)

故清水薫氏の追悼写真展。
長浜鉄道スクエアの中でレイアウトを設営しました。
北陸本線を駆け抜けた車両を展示しました。
懐かしい50年前の鉄道模型も走りました。
見事なトイレールの展示もありました。

上の5つの画像は令和2年7/11から8/30まで長浜鉄道スクエアで開催した鉄道スクエア特別企画展の「故清水薫氏遺作写真展と鉄道模型運転会・展示会」の様子になります。連日、清水さんの奥様が来てくださっていたことが印象的でした。

★HOゲージ鉄道模型の体験運転は、7/23、24、8/9、10になります。

たいへんコンパクトに設営された青春20文字イベントでのレイアウト。
京阪電車とすれ違うのは221系電車。
この運転会の様子を読売新聞と京都新聞に取り上げていただきました。

令和5年1月21日(土)と22日(日)に大津市瀬田の滋賀県立美術館にて、「青春21文字イベント」の展示がありました。私が所属する滋賀鉄道模型愛好会(STMC)でも、このイベントにあやかって公開運転会を行いました。これまでで最小規模のレイアウトでの運転会となりましたが、訪れた子どもさんに鉄道模型の体験運転をしていただくことができました。尚、この様子は京都新聞と読売新聞に載せていただきました。体験運転の担当をしている様子をあげて頂きました。会場のスペースに合わせて、柔軟に運転会が開催できるところが素晴らしいと思います。その後は、令和5年7月15日(土)から8月27日まで長浜慶雲館で大変長期にわたる運転会を開催しました。長浜鉄道スクエアでも「北陸本線の車両を集めた鉄道模型展示」も行わせて頂きました。運転会史は以上で終わりとなります。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。