今回は2000年前後に東海道本線の近江長岡~柏原間で撮影した鉄道写真になります。残念ながら正確な撮影日時が解りませんが、あくまで写真を楽しんで頂くことが主ですのでご容赦願いたいと思います。また車両の形式などで間違いがあるかもしれません。この点につきましてもご了承いただければと勝手ながら思います。この撮影ポイントは何といっても伊吹山(高さ1337メートル)をバックに鉄道写真が撮れる場所として、昔から有名な場所になります。151系の「こだま」やEF58牽引の特急「つばめ」や「はと」といった名車もこの場所でよく撮影されていました。国鉄時代の写真によく見かけたものです。冬場の雪が積もった伊吹山をバックにした写真は大変魅力的に思いました。自分もここのポイントへはまだ幼かった息子も連れて自家用車で撮影に訪れたものでした。
上の画像は近江長岡~柏原間を走る東海道本線上り貨物列車になります。牽引機はハイパワー過ぎて短命だったEF200形直流電気機関車になります。冬の撮影では雪をかぶった伊吹山が見事な背景になりました。EF200の塗色は初期のものになります。「インバータ・ハイテク・ロコ」と機関車側面に英語で描かれていたのを思い出します。
上の画像は、117系直流近郊形電車の東海道本線上り電車になります。
上の画像は、EF65形1000番台直流電気機関車が牽く東海道本線上りのタキ貨物列車になります。赤ナンバーのPFが牽引するこんな貨物列車も見られた頃です。1999年の1月31日に撮影していたらしいです。
上の画像は、同じ場所で撮影したEF66形直流電気機関車牽引の東海道本線上り貨物列車なります。この頃は66もこの更新色を纏っていました。
上の画像は、313系直流近郊形電車による東海道本線上り大垣、岐阜、名古屋、豊橋方面の「新快速」電車になります。列車種別サインが赤のバックに白い文字で「新快速」描かれていました。登場間もない頃になるでしょうか。
上の画像は、117系の東海道本線上り普通電車になります。
上の画像は、211系直流近郊形電車による東海道本線上り電車なります。211系が懐かしいですね。行先表示は「豊橋」になっていました。
上の画像は、113系近郊形電車による東海道本線の上り普通電車になります。綺麗な6両編成で、行先は「大垣」になっています。カボチャ電車がまだ健在の時代でした。
上の画像は、EF65形直流電気機関車が牽引する東海道本線の上り貨物列車になります。この貨物列車は全車がワム80000形有蓋車で、2軸の貨車でした。大変リズミカルなジョイント音を覚えています。確か積み荷は静岡方面に運ぶ「パルプ関係」ではなかったかと記憶しています。長大なワム80000の貨物列車でした。編成に所々ある青い貨車はワム380000という形式です。
上の画像は、211系の東海道本線の上り普通電車になります。大垣行きの珍しい3両編成でした。
上の画像は、485系交直両用特急形電車の特急「しらさぎ」名古屋行きになります。まだボンネットスタイルの先頭車を見ることができた時代でした。米原寄りの先頭車はゲンコツタイプのようです。
上の画像は、485系の特急「しらさぎ」名古屋行きになります。7連になっていてヘッドマークも「絵入り」の時代でした。青地に白鷺が描かれ、黄色の文字が描かれていました。
上の画像も、485系特急「しらさぎ」名古屋行きになります。485系の先頭車は貫通扉がある初期型のクハ481のようです。
上の画像は、485系特急「しらさぎ」を遠くから全景を撮ったものになります。ゆったりとしたカーブが近江長岡寄りにあって、編成全体を撮影するのにも好都合な撮影ポイントといえそうです。
上の画像は、同じ撮影ポイントで撮ったEF210形直流電気機関車の牽く、東海道本線上り貨物列車になります。104号機でした。今ではこの電気機関車が東海道を走る貨物列車の「顔」になりました。この電気機関車が登場して間もない頃のように思います。
上の画像は、遠くに新幹線が走っているのがお判りいただけると思います。この新幹線を良く見ると何と500系新幹線でした。今でも山陽新幹線で活躍していてくれるのは大変嬉しいことですが、この頃は東海道新幹線を走っていました。ジェット戦闘機を思わせるフロントビューのカッコいい新幹線です。東海道本線の上りには、小さく映っているのはキハ85系の特急「ひだ」と思われます。以上、自分がこれまで近江長岡と柏原の間で撮影した写真を特集して紹介させていただきました。いかがだったでしょうか?現在ではこの撮影ポイントへ撮影に行くことはなくなってしまいました。313系電車や683系電車、そして貨物列車くらいが被写体でしょうか?時々珍しい甲種回送等が走るので、またここで撮影してみても楽しいかもしれません。自分もまたいつかこの場所へ行って見たいと思います。今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。