新幹線祭り

2022年2月13日に、自宅レイアウトのホームを作って下さった方と、その方の職場の同僚で元新幹線運転士をされていた方お二人をお招きして自宅レイアウトで「新幹線祭り」と題した運転会を開催しました。この日だけは自宅レイアウトは1/87スケールの新幹線だけで埋め尽くしてみました。ホームが新幹線の米原駅をモチーフに作って下さっているので、新幹線車両はたいへんしっくりきました。

そもそもこの自宅レイアウトを作る際の構想は、外周線ないしは高架線に16.5ミリゲージの線路を敷いて「新幹線路線」として、在来線は13ミリゲージの線路を敷く予定でした。そのつもりで13ミリゲージのフレキシブルレールを沢山買ってストックしておいたわけです。高架案は壮大で、ホームごと上部に設営し、そこからの線路も高架にしていくという案です。在来線はホーム下に駅を作って、そこから発着していくという構想でした。鉄道模型友人のほとんどが16.5ミリゲージの16番鉄道模型をやっている方なので、この壮大な案は諦めて現在のようにすべて16.5ミリゲージの線路を敷きました。鉄道模型の新幹線は87分の1で作られていて、線路幅16.5ミリで実際の新幹線の線路、標準軌にマッチします。また、80分の1の鉄道模型、HOゲージでも実物が標準軌であれば、16.5ミリゲージでマッチすることになります。たとえば、私鉄の阪急電車、京阪電車、阪神電車、叡山電鉄、京浜急行などが標準軌(広軌ともいいます)で運行されています。13ミリゲージのフレキシブルレールが沢山あるので、いずれはそれを使って大きな組み立て式線路を作りたいと考えています。

新幹線祭りでレイアウトを埋め尽くした新幹線電車。左から100系、300系、T4ドクターイエロー、N700系になります。ドクターイエローだけは日本車両夢工房製品で、それ以外はカツミの製品になります。鉄道模型で新幹線を集めだしたのはオークションでカツミ製品の古い0系を購入してからでした。組み立て式線路を繋いで、本物同様に高速で運転して楽しんでいました。次に100系新幹線を先頭車から集めだして、なんとか2階建て車両を含む10両編成になりました。そして公開運転会用にと700系を草津市の老舗模型店で6両セットを購入し、あとは通信販売で集めて10両編成にしました。ドクターイエローもオークションで購入し、500系は草津市の老舗模型店でセットを購入、中間車は通信販売で集めて8両編成にしました。N700系も通信販売で10両編成まで集めました。カトー製品のE5系10両も買いました。よくぞここまで新幹線を集めたと思う次第です。

新幹線祭りの日は、お二人と自分の撮りためた写真も見ていただきながら談笑して、大変楽しい時間を過ごすことができました。元新幹線運転士の方からは、新幹線の運転にまつわる興味深いお話も聞くことができました。その方の話の中で、500系新幹線が一番運転に難しさがあったとお聞きしたことが印象に残りました。ホームを製作して下さった方も改めて新幹線ホームを車両と一緒に眺めて下さり、新幹線祭りを堪能して下さったようでした。

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