
2025年6月14日(土)に鉄道模型友人2人を自宅レイアウトに招いての運転会を開催しました。Nさんは自分が40歳くらいの時に年に1回行っていた趣味の宿・花月園運転会で知り合った方で豊橋にお住まいの方です。自宅レイアウトのガーダー橋や神社に御神木といったストラクチャーを作って下さった友人になります。何回も自宅レイアウトに遊びに来てくださっている方です。もう一人のYさんは京都の鉄道模型クラブに所属されている方で、春の公開運転会で知り合いになりました。ご自宅にはレイアウト専用の離れをお持ちで、立体的な素晴らしいレイアウトを製作されています。電気系統も専用のコントロールパネルを製作されている方で、今回初めて遊びに来てくださいました。ちなみにNさんとYさんとは古くからの鉄道模型でお知り合いの2人です。

まず11時10分に長浜駅に到着されるNさんを迎えにいき、自宅レイアウトに来ていただきました。そしてYさんは今回京都から車で来てくださいました。車でお昼過ぎには到着されて、自宅レイアウトを見ていたただき持参された車両を搬入して頂きました。そして皆で琵琶湖岸にあるレストランへ昼食を取りに行きました。鉄道談義をしながらの食事は大変楽しかったです。


普段は決して話すことのない鉄道の話や鉄道模型の話ができることが有難く、大変貴重な時間を過ごすことができました。食事をしたらお2人を乗せて自宅に戻りました。そして自宅レイアウトルームで、それぞれお持ちいただいた鉄道模型を出して頂いて線路にのせてもらい、運転会がスタートしました。これまで自分も車両をバックにつめて運転会へ持っていくという形が多かったのですが、自宅レイアウトが現在の形になってからは、ゲストが持って来て下さるいろんな素晴らしい鉄道模型を見せて頂くという形が至福の楽しみになっています。

ちなみにNさんはブルートレインと長大な貨物列車を持って来て下さり、Yさんは蒸気機関車牽引の旧型客車編成を持って来て下さいました。どの車両もよくメンテナンスされていてレイアウトを快走していました。Nさんのブルートレインは寝台特急「さくら」号でした。14両フル編成をお持ちですが、あいにく私のレイアウトのホーム有効長が10両なので減車して運転してもらうことにしました。また「瀬の八越え」で後部補機につく専用機のEF59も持ってこられて「瀬の八越え」を再現されていました。前後の電気機関車の走行も見事に強調して堂々たる走りを見せてくれました。



Nさんの貨物列車は50年前に発売されていたエンドウ製の旧貨車を30両以上連ねてEF65500番台で安定して走行していました。蒸気機関車D60や可愛らしいC形タンク機関車そしてマンモス電機のEH10でも牽引されていました。2軸貨車の「タン、タン、タン」というジョイント音が良く聞こえて楽しかったです。
飲み物を飲みながら至福の運転会時間はどんどんと過ぎていきました。来られた方の鉄道模型は自分よりも作り込まれているのが常です。ゲストの方の鉄道模型走行シーンをビデオカメラにも納めさせて頂いて、後でゆっくりと楽しませてもらってもいます。

Yさんが持参された蒸気機関車は天賞堂45周年のモデルで、何と「桐の木箱」に入っていたのには驚きました。C51225号機という特定機の素晴らしい模型でした。旧型客車編成を持参されて快走していました。大変静かにスムーズに走っていたのが印象に残っています。客車はご自身がキットを組まれた真鍮製のものでした。室内灯も綺麗に整備されていました。蒸気機関車はもう1両天賞堂製のC55を持ってこられていて、牽引機関車を交換されて運転をされていました。こちらも大変静かでスムーズに快走していました。

至福の時間は毎回あっという間に過ぎてしまいます。夕方には車で来られた京都のYさんは帰られました。Nさんとは長浜駅前の飲食店でアフター運転会を鉄道模型談義や鉄道談義をしながら楽しませてもらいました。そして帰られる電車の時間が来る前におひらきとなりました。鉄道模型を眺めながらの至福の時を過ごせる「自宅レイアウト運転会」は最高のイベントです。今回また新しい刺激を頂戴したので、今後のレイアウトの充実、車両工作の充実に繋げていきたいと思います。毎回、運転会後は何とも言えない充実感に浸ることができるので嬉しい限りです。
今回の記事は以上になります。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。